文献
J-GLOBAL ID:201702232207489664   整理番号:17A0599060

pH切替が可能なPickering乳化剤としてのタンパク質ナノケージ

Protein Nanocage as a pH-Switchable Pickering Emulsifier
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 11193-11201  発行年: 2017年03月29日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Pickeringエマルションは,吸着自由エネルギー低下の結果,二つの混合しない液体の界面におけるコロイドナノ粒子の自己集積によって形成される。E2タンパク質は,ピルビン酸塩脱水素酵素多酵素コンプレックスの一部である。この研究では,ローズマリー油,水,およびE2タンパク質ナノケージの最適組成を決めて,安定なPickeringエマルションを形成させ,pH,イオン濃度,および貯蔵温度の影響を調べた。使用したE2タンパク質は,野生型E2上の2個のアミノ酸とアスパラギン酸を2個のシステインアミノ酸に置き換えて得られるE2LC2である。Pickeringエマルションは,ローズマリー油と水を混合し,撹拌しながらE2LC2の緩衝液溶液を滴下して加えた後,超音波処理して均一化して得た。E2LC2安定化Pickeringエマルションの最適組成は,タンパク質の質量分率が0.35wt%において,ローズマリー油/水比が0.11(v/v)であった。エマルションは,中性およびアルカリ性pH,250mMまでのイオン濃度,および50°Cまでの貯蔵温度において優れた安定性を示した。最適Pickeringエマルションは,pHが4±0.2~8±0.2において,pH切替可能なコロイドシステムを形成した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液-液界面  ,  蛋白質・ペプチド一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る