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J-GLOBAL ID:201702234728823706   整理番号:17A1452457

合成ペプチドSVVYGLRの皮膚創傷治癒活性の評価【Powered by NICT】

Evaluation of dermal wound healing activity of synthetic peptide SVVYGLR
著者 (12件):
資料名:
巻: 491  号:ページ: 714-720  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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SVVYGLRペプチド(SVペプチド)は,細胞外マトリックスにおけるオステオポンチンから導かれ,筋線維芽細胞様細胞への線維芽細胞の分化を促進することを血管新生特性を有する7 アミノ酸配列と心臓線維芽細胞によるIII型コラーゲンの産生である。しかし,皮膚細胞と組織に及ぼすSVペプチドの影響は知られていない。本研究では,皮膚創傷治癒のラットモデルにおけるこのペプチドの影響を評価した。合成SVペプチドは皮膚線維芽細胞あるいはケラチン細胞に添加し,それらの細胞運動性を評価した。in vivo創傷治癒実験では,8週齢の雄ラットを無作為にSVペプチド処理,無処理対照,またはリン酸緩衝生理食塩水(PBS)群に分けた。創傷治癒はその修復速度と組織学的特徴によって評価した。Chemotaxicell法を用いたスクラッチアッセイと細胞移動分析は,SVペプチドは線維芽細胞とケラチン細胞の細胞移動を有意に促進することを示した。対照的にこれらの細胞の増殖能はSVペプチドにより影響を受けなかった。ラットモデルでは,創傷治癒は対照とPBS群よりSVペプチド処理群で速く進行した。組織病理学的分析はSVペプチド処理は創傷面積への線維芽細胞の移動を刺激し,筋線維芽細胞の数を増加させることを示した。免疫組織化学染色は,SVペプチド処理群におけるvon Willebland因子陽性neomicrovesselsの顕著な増加を示した。結論として,SVペプチドは血管新生,細胞移動,線維芽細胞の筋線維芽細胞分化を刺激して造粒を刺激することにより創傷治癒を促進するための有益な機能を有している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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細胞構成体の機能  ,  細胞生理一般 
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