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J-GLOBAL ID：201702236531872659   整理番号：17A1369097

放射線利用研究のための高エネルギーイオンビーム照射技術の開発

Development of high-energy ion-beam irradiation techniques for radiation applications

著者 (2件)： 百合庸介 (量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研) ,  倉島俊 (量子科学技術研究開発機構 高崎量子応用研)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 86  号： 10  ページ： 881-886  発行年： 2017年10月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 数十~数百MeV級の高エネルギーイオンビームは,物質に局所的に高いエネルギーを付与するなどの特長から,物質材料科学やバイオ技術などの研究開発に不可欠なツールとして利用されている。そのような中,多様な放射線利用研究を支えるために,イオンビームの発生・加速・輸送・照射の各過程においてその品質や制御性を向上するための技術開発がますます重要になっている。本稿では,これらの例として,量子科学技術研究開発機構高崎量子応用研究所のサイクロトロンにおける,カクテルビーム加速,マイクロビーム形成およびビーム強度分布の大面積均一化に絞り,高エネルギーイオンビームの制御・照射技術の研究開発について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *イオン照射 ,  *イオンビーム ,  利用 ,  ビーム輸送 ,  *サイクロトロン ,  ビームバンチング ,  ビーム集束 ,  強度 ,  ビーム強度 ,  強度分布 ,  放射線利用 ,  ジエチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂 ,  マイクロイオンビーム
準シソーラス用語： CR-39 ,  イオンマイクロビーム

分類 (1件)： 電子ビーム・イオンビームの応用  (BD02070X)

引用文献 (25件)：

• S. Kurashima, T. Satoh, Y. Saito, and W. Yokota: Quantum Beam Sci. 1, 2 (2017).
• M.A. McMahan, G.J. Wozniak, C.M. Lyneis, D.R. Bowman, R.J. Charity, Z. H. Liu, L.G. Moretto, W.L. Kehoe, A.C. Mignerey, and M.N. Namboodiri: Nucl. Instrum. Meth. A 253, 1 (1986).
• M. Fukuda, K. Arakawa, S. Okumura, T. Nara, I. Ishibori, Y. Nakamura, W. Yokota, T. Agematsu, and H. Tamura: Proc. 1999 Particle Accelerator Conference p.2259 (1999).
• S. Onoda, T. Yamamoto, T. Ohshima, J. Isoya, T. Teraji, and K. Watanabe: T. Mrs. Jap. 37, 241 (2012).
• T. Makino, D. Kobayashi, K. Hirose, Y. Yanagawa, H. Saito, H. Ikeda, D. Takahashi, S. Ishii, M. Kusano, S. Onoda, T. Hirao, and T. Ohshima: IEEE Trans. Nucl. Sci. 56, 202 (2009).

タイトルに関連する用語 (5件)： 放射線利用 ,  研究 ,  高エネルギー ,  イオンビーム照射 ,  開発