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J-GLOBAL ID:201702236543552928   整理番号:17A1414852

ギャロウェー・モワット症候群:KEOPS複合体遺伝子の変異は原発性小頭症を伴うネフローゼ症候群を引き起こす

Mutations in KEOPS-complex genes cause nephrotic syndrome with primary microcephaly
著者 (120件):
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巻: 49  号: 10  ページ: 1529-1538  発行年: 2017年10月 
JST資料番号: W0430A  ISSN: 1061-4036  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ギャロウェー・モワット症候群(GAMOS)は,小児期発症のネフローゼ症候群(SRNS)と脳奇形を伴う小頭症の両者を特徴とする常染色体劣性遺伝性疾患である。本研究では,32家族37人のGAMOS患者において,KEOPS複合体の4つのサブユニットをコードする遺伝子OSGEP,TP53RK,TPRKB,LAGE3に劣性遺伝性変異を同定した。ゼブラフィッシュおよびマウスでCRISPR-Cas9によるノックアウトを行うと,原発性小頭症のヒト表現型が再現され,早期致死となった。OSGEP,TP53RK,あるいはTPRKBのノックダウンは,いずれも細胞増殖を阻害し,ヒトの変異はそれを救済しなかった。これらの遺伝子のノックダウンはまた,タンパク質への翻訳を阻害し,小胞体ストレスを引き起こし,DNA損傷応答シグナル伝達を活性化させ,最終的にアポトーシスを誘導した。OSGEPまたはTP53RKのノックダウンは,アクチン細胞骨格の異常を誘発し,SRNSの中間表現型であることが実証されているヒト足細胞の遊走速度の低下を導いた。以上のように,われわれはGAMOSの単一遺伝子性の原因を新たに4つ同定し,KEOPSの機能とヒト疾患との関連を明らかにし,想定される病因機序について述べた。Copyright Nature Japan KK 2017
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分類 (2件):
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先天性疾患・奇形一般  ,  遺伝的変異 

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