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J-GLOBAL ID：201702236571739639   整理番号：17A0305549

転覆限界風速計算システムの機能・精度向上

著者 (4件)： 竹田進治 (JR東日本 研究開発セ 安全研) ,  大山安紀子 (JR東日本) ,  三須弥生 (JR東日本 研究開発セ 安全研) ,  土井賢一 (JR東日本 研究開発セ 安全研)
資料名： JR EAST Technical Review (Web)  (JR EAST Technical Review (Web))
号： 56  ページ： 19-22 (WEB ONLY)  発行年： 2017年 
JST資料番号： U0392A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 列車の転覆限界の風速を計算するシステムの機能と精度の向上を行った。転覆限界風速計算に必要なキロ程,線名,単線複線区分,トンネル,風の駆け上がり高さ,橋梁桁高等,地上構造物の既存データベースを再整備し,いままでの転覆限界風速の計算フローを見直し,人手を介さず地上構造物の判定を自動的に行い,車両に影響する空気力をより精密に選定する手法を開発した。さらに周辺の地盤高さおよび周辺の地表面粗度を考慮した風の駆け上がり高さを求める手法を開発した。本開発により,地上構造物の判定の精度に差異がなくなり,車両に影響する空気力をより精密に算出することが可能となった。

シソーラス用語： *防災 ,  予測 ,  構造物 ,  橋 ,  動的空気力 ,  *技術開発 ,  *風速 ,  データベース
準シソーラス用語： 橋梁 ,  空気力 ,  *鉄道防災 ,  風速予測

分類 (1件)： 保線,鉄道防災  (RC07050X)

引用文献 (8件)：

• 国枝正春;鉄道車両の転ぷくに関する力学的理論解析, 鉄道技術研究報告,No.793,1972.2
• 日比野有ほか;車両の転覆限界風速に関する静的解析法, 鉄道総研報告,Vol.17,No.4,pp.39-44,2003.4
• 栗原芳勝ほか;線路状況や車体形状等を考慮した風規制手法の導入について,第19回鉄道技術連合シンポジウム (J-RAIL2012),2012.12
• 種本勝二ほか;横風に対する車両の空気力学的特性風洞試験,鉄道総研報告,Vol.13,No.12,pp.47-52,1999.12
• 種本勝二ほか;強風下での車両に働く空気力と低減対策に関する風洞試験,鉄道総研報告,Vol.13,No.12,pp.47-52,1999.12

タイトルに関連する用語 (3件)： 転覆 ,  計算システム ,  精度向上