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J-GLOBAL ID：201702237776525650   整理番号：17A0271195

北東アジアのトランジット空港選択の実態とその要因

著者 (4件)： 花岡伸也 (東京工大) ,  KANG Shuyang (光通信) ,  宮本秀晴 (成田国際空港) ,  角田昂哉 (成田国際空港)
資料名： 運輸政策研究  (年刊運輸政策研究)
巻： 19  号： 4  ページ： 025-031  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： L3478A  ISSN： 1344-3348  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北米=東南・南アジア間の大陸間横断フライトにおいて,太平洋周りの場合,成田空港,仁川空港,桃園空港,香港空港の4空港が主たるトランジット空港となっている。本研究では,北東アジアのトランジット空港選択の実態を,データベースの解析から明らかにした。桃園空港はタンソンニャット空港をODとするルートでトランジット旅客数を伸ばし,成田空港からは主に仁川空港にトランジット旅客がシフトしていることがわかった。また,成田空港のトランジット旅客を対象にAHP(階層化分析法)を用いて,乗継ルート選択において重視する要因の重要度を明らかにした。その結果,業務目的は「航空会社」を最も重視している一方,観光・VFR目的は利用する「フライト」を最も重視する結果を得た。「空港」はどの旅行目的でも相対的に高いウェイトではなかったものの2割前後であり,重要な要因として認識されていることがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *アジア ,  *空港 ,  航空輸送 ,  *経路選定 ,  路線 ,  旅客機 ,  データベース ,  *実態調査 ,  乗客 ,  AHP【評価】 ,  香港 ,  千葉県 ,  大韓民国 ,  台湾 ,  因子分析
準シソーラス用語： *北東アジア ,  *トランジット空港 ,  *国際空港 ,  *中継選択 ,  階層分析法 ,  成田空港 ,  仁川 ,  桃園 ,  成田

分類 (1件)： 航空輸送・サービス一般  (TE01010X)

引用文献 (5件)：

• 1) 井上岳・小野正博[2014],“国際トランジットの実態に関する資料集”,「国土技術政策総合研究所資料」,No.785.
• 2) 井上岳・川西和幸・小野正博[2016],“空港間競争を踏まえた国際航空トランジットモデルの開発”,「国土技術政策総合研究所資料」,No.902.
• 3) 成川和也・屋井鉄雄・高田和幸・阿野貴史・沖本憲司・大井輝夫[2004],“仁川国際空港におけるトランジット旅客の流動特性に関する分析”,「土木計画学研究・講演集」,No.29,CD-ROM.
• 4) 花岡伸也[2003],“複数空港システムにおける機能分担の評価-首都圏複数空港を事例として-”,「運輸政策研究」,Vol.5,No.4,pp.2-13.
• 5) 木下栄蔵編著[2000],『AHPの理論と実際』,日科技連.

タイトルに関連する用語 (3件)： 北東アジア ,  空港 ,  要因