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J-GLOBAL ID:201702237866747179   整理番号:17A1485463

d-セリンの腹腔内注入は雄マウスにおける高脂肪食摂取量と嗜好性を阻害する【Powered by NICT】

Intraperitoneal injection of d-serine inhibits high-fat diet intake and preference in male mice
著者 (6件):
資料名:
巻: 118  ページ: 120-128  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1118A  ISSN: 0195-6663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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D-セリンはN メチル d アスパルタート(NMDA)受容体,グルタミン酸作動性興奮性シナプス伝達の重要な調節因子の共作動薬である。著者らは以前に,経口D-セリン摂取は高優先食品の摂取を阻害し,マウスにおけるあまり好まれない食物の摂取を促進することを報告した。ここでは,マウスにおける摂食行動に及ぼす腹腔内(IP)D-セリン注射の影響を解析した。は高脂肪食に対する嗜好性(HFD)の獲得と維持の両方中のD-セリンの影響を評価した。IP D-セリンのAversivenessは条件付け味覚嫌悪パラダイムで分析した。食物摂取への影響を,異なる脂肪含量の液体食事を提供することにより評価した。最後に,D-セリン投与後の脳D-セリン及びL-セリンレベルを測定した。IP注射したD-セリンはHFD嗜好性の獲得を効果的に阻害したが,以前に学習したHFD嗜好性の発現を防ぐことはできなかったことを見出した。IP注射したD-セリンは条件味覚嫌悪に十分ではなかった。大脳皮質,視床下部,小脳におけるD-セリンレベルの増加と関連していたHFD偏好性の獲得に及ぼす影響。IP注射したD-セリンは高脂肪含量の液体食事の摂取を阻害し最も効果的に。この効果は用量に依存したが,反応は雄C57BL/6Jマウス間で有意に変化した。D-セリンに対する示差的応答は,各マウスにおける複数試験の間で一定であった。要約すると,IP注射したD-セリンは阻害したHFD摂取及びHFD嗜好性の獲得。同じ遺伝的背景を持つ個々のマウスは,D-セリンに対して異なる感受性を示した。このようにして,D-セリン感度は未同定の形質と関連する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
物質索引 (1件):
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