文献

J-GLOBAL ID：201702237958945432   整理番号：17A0220138

論理回路応用のための有機トランジスタ

Organic transistors for application to logic circuits.

著者 (1件)： 北村雅季 (神戸大 大学院工学研究科)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 86  号： 2  ページ： 122-126  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フレキシブルエレクトロニクスへの応用が期待される有機トランジスタであるが,現在,どの程度の性能が得られているのであろうか,Pチャネルトランジスタについては,材料開発が活発で,電界効果移動度が約10cm² V^-1 s^-1のトランジスタが複数のグループから報告されている,有機材料の作製プロセスに対する耐性の低さから,短チャネル化や閾値電圧制御が難しいとされるが,それについても解決されつつある。本稿では,論理回路応用のために重要となる,短チヤネルトランジスタの高移動度化と閾値電圧制御について紹介する。また,実際の論理回路の動特性を示し,今後の展望について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *論理回路 ,  *FET【トランジスタ】 ,  電子技術 ,  MOSFET ,  キャリア移動度 ,  有機材料 ,  耐性 ,  電圧 ,  動特性
準シソーラス用語： *有機トランジスタ ,  フレキシブルエレクトロニクス ,  pチャネルMOSFET ,  電界効果移動度 ,  閾値電圧

分類 (2件)： 論理回路  (NC05070B) ,  トランジスタ  (NC03070N)

引用文献 (25件)：

• M. Kitamura and Y. Arakawa: J. Phys.: Condens. Matter 20, 184011 (2008).
• T.N. Jackson, Y.-Y. Lin, D.J. Gundlach, and H. Klauk: IEEE J. Sel. Top. Quant. 4, 100 (1998).
• T. Yamamoto and K. Takimiya: J. Am. Chem. Soc. 129, 2224 (2007).
• M.J. Kang, I. Doi, H. Mori, E. Miyazaki, K. Takimiya, M. Ikeda, and H. Kuwabara: Adv. Mater. 23, 1222 (2011).
• H. Ebata, T. Izawa, E. Miyazaki, K. Takimiya, M. Ikeda, H. Kuwabara, and T. Yui: J. Am. Chem. Soc. 129, 15732 (2007).

タイトルに関連する用語 (3件)： 論理回路 ,  応用 ,  有機トランジスタ