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J-GLOBAL ID：201702238903812687   整理番号：17A1478658

企業ニーズを踏まえた地球環境データのインターネットショッピングサイトの設計についての一考察

A Study on a Concept Design of Earth-Environmental-Data Marketplace Based on Business Needs

著者 (2件)： 角田晋也 (国立研究開発法人海洋研究開発機構) ,  西村一 (国立研究開発法人海洋研究開発機構)
資料名： JAMSTEC Report of Research and Development  (JAMSTEC Report of Research and Development)
巻： 25  ページ： 13-21(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： Z0796B  ISSN： 1880-1153  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球環境情報に関連しうる新たな科学知を実利用化・普及させる目的で,「どのようなデータマーケットプレイスならば,そこに参加する民間事業者のインセンティブとなり,かつマーケットプレイスの運用主体が財政的に自立する方向を目指せるか」についての企業のニーズを調査した結果,データを利用するエコシステムのプレイヤーのうちデータ監査者,データ・コミュニティ,及びベンチャー投資以外はプレイヤーになりうる企業が存在することが判った.この結果を踏まえたマーケットプレイスの設計と考察を報告する.鍵となるのは,マーケットプレイスで取引されるデータセットにプライバシーデータが含まれていない事を認証する「個人情報不包含認定」の認証制度のデファクトスタンダード化が成功するかどうかである.ユーザサポートとして,(1)データ漏洩対策,(2)データ及び関連するアプリケーションの売買やマッチングの契約のための決済機能,(3)成功事例の提示,及び(4)メリットの提示を含む広報・営業活動が必要である.(著者抄録)

シソーラス用語： 地球環境 ,  *購買 ,  *インターネット ,  需要 ,  経営戦略 ,  マーケティング ,  *情報 ,  *モデル
準シソーラス用語： *インターネットショッピング ,  *環境情報 ,  *事業モデル

著者キーワード (6件)： 地球環境情報統融合プログラム ,  情報流通プラットフォーム ,  データ流通マーケットプレイス ,  DIAS ,  information distribution platform ,  data marketplace

分類 (2件)： ドキュメンテーション  (SA01030G) ,  マーケティング  (KA06020W)

引用文献 (9件)：

• アバージェンス (2012), “地球環境情報の統融合にかかる協働ワークベンチのマネジメントモデル”調査報告書, <http://www.jamstec.go.jp/drc/j/dias/2011/avergence-report.pdf>.
• 東富彦 (2013), オープンデータ活用ビジネスの動向,オープンデータ流通推進コンソーシアム第3回利活用・普及委員会, 資料11, <http://www.vled.or.jp/odpc-archive/committee/utilization/20130122_11_rikatu.pdf>.
• 角田晋也,西村一 (2013), 地球環境情報統融合プログラム(DIAS-P): 2016年実運用開始を想定した運用体制の設計, <i>MACRO REVIEW</i>, 25(2), 19-23,<http://doi.org/10.11286/jmr.25.19>.
• 釜池聡太 (2012), ソフトウェア市場におけるエコシステム戦略論の研究, <i>経営情報学会2012年秋季全国研究発表大会要旨集予稿原稿</i>, 88-91, <http://doi.org/10.11497/jasmin.2012f.0.88.0>.
• 北本朝展, 川崎昭如, 絹谷弘子, 玉川勝徳, 柴崎亮介, 喜連川優 (2015), 地球環境情報統融合プログラムDIASデータ共有に基づく社会課題解決, <i>情報管理</i>, 58(6), 413-421, <http://doi.org/10.1241/johokanri.58.413>.

タイトルに関連する用語 (4件)： 企業 ,  ニーズ ,  地球環境 ,  設計