文献
J-GLOBAL ID:201702239174112868   整理番号:17A1380782

フグTakifugu pardalis卵巣における毒素結合蛋白質としてのビテロゲニンサブドメイン,vWF D型の新規機能【Powered by NICT】

A novel function of vitellogenin subdomain, vWF type D, as a toxin-binding protein in the pufferfish Takifugu pardalis ovary
著者 (6件):
資料名:
巻: 136  ページ: 56-66  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0339B  ISSN: 0041-0101  CODEN: TOXIA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
フグ科ファミリーの海洋フグは肝臓と卵巣におけるテトロドトキシン(TTX)の高レベルを含んでいた。TTXは成熟中の雌フグの肝臓から卵巣に示唆された。フグ卵中のTTXは捕食者に対する忌避剤としてと男性フグを誘引するために性フェロモンとして作用する可能性がある。フグ卵巣の被毒機構は十分に理解されていない。TTXの化学形態とLC-ESI/MSによるピューマフグTakifugu pardalisの卵巣におけるその関連物質を評価した。TTXとその類似体4エピTTX,4 9anhydroTTX,deoxyTTX,dideoxyTTX,trideoxyTTXはセファクリルS-400カラムクロマトグラフィーによる低分子量画分で検出された。セファクリルS-400カラムからの高分子量画分における未知のTTX関連物質の発見は,卵巣における毒素結合蛋白質の発生を示唆した。卵巣における毒素結合蛋白質はイオン交換H PLC,ゲル濾過H PLC,及びSDS-PAGEにより精製した。アミノ酸配列化及びcDNAクローニングにより,毒素結合蛋白質,TPOBP10(分子量10kDaのTakifugu pardalis卵巣毒素結合蛋白質)は予測ビテロゲニン1様蛋白質[Takifugu rubripes]サブドメイン,von Willebrand因子D型ドメインと相同であることを明らかにした。TPOBP10mRNAはRT-PCRに基づく雌個体の他の臓器における卵巣と肝臓とそれより小さい次元での高度に発現した。これらの知見は,TTX関連物質との結合としてビテロゲニンサブドメインの新しい機能,フグ卵巣の毒への関与を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物起原の毒性 

前のページに戻る