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J-GLOBAL ID:201702239184441716   整理番号:17A0478648

わが国の食品ロス・廃棄の現状と対策 第22回 水産物におけるロス削減,未利用資源の活用およびそれらの現状

著者 (2件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 206-213  発行年: 2017年04月01日 
JST資料番号: F0122A  ISSN: 0911-2278  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水産廃棄物をロスと考えて,廃棄物とするのではなく,未利用資源ととらえ,その利活用にかかる研究を紹介するとともに,その将来展望について考察した。まず,わが国最大の水産系廃棄物発生地域について,水産系廃棄物最大排出地北海道の排出種類別組成を紹介した。次に,排出種類別の各論として,ホタテガイについて,貝殻の利用,ウロの利用,ホタテガイの完全利用を,ホタテガイのゼロエミッションスキームなどを挙げ紹介した。また,魚類残渣について,フィッシュミール,サケ副次産物を紹介した。さらに,ヒトデ,イカについて,既存の乳化剤と当該イカミール由来リゾリン脂質との乳化安定性の比較のデータを示し紹介した。最後に,水産副次産物の高度利用が進まない理由について論じた。
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分類 (2件):
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水産製造一般  ,  資源回収利用 
引用文献 (9件):
  • 関秀司,丸山英男,川辺雅生:競争吸着法によるイカ内臓のカドミウム除去工程のモデル化.日本水産学会誌,81(1)90-96(2015).
  • 高橋是太郎:ホタテガイ廃棄物の高付加価値化-ホタテ中腸腺由来高度不飽和リン脂質を添加した高性能ミールの開発-.平成16年度水産加工残津高度リサイクル推進事業報告書.独立行政法人水産総合センター,pp.22-28(2004).
  • 三木克弘,樽井義和,田坂行男:水産物残滓処理(リサイクル)の現状と課題.中央水研ニュース,29 11-14(2002).
  • 出村雅晴:漁業系廃棄物処理の現状と課題-魚類残滓のリサイクルを主体に-.農林金融,PP.666-680(2004).
  • Koretaro Takahashi, Masatoshi Tanouci, and To moko Okada : Marine phospholipid liposomes. In “Lipid nanotechnology”, AOCS Press, Urbana, pp.69-93 (2011).
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