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J-GLOBAL ID:201702239254613157   整理番号:17A1501486

ラクトビオン酸はトリプティックソイブロス及び乳中のListeria monocytogenes ScottAに対するナイシンとチモールの相乗効果を増強する【Powered by NICT】

Lactobionic acid enhances the synergistic effect of nisin and thymol against Listeria monocytogenes Scott A in tryptic soy broth and milk
著者 (2件):
資料名:
巻: 260  ページ: 36-41  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リステリア菌はグラム陽性日和見ヒト病原体であり,食品媒介疾患の重要な原因である。多様な天然および合成化合物は,食品中のリステリア菌の増殖を阻害した。相乗抗リステリア特性を持つ抗菌組合せは各抗菌剤の投与量,キレート化合物によって更に増強できるを減少させることができる。それ故,本研究の目的は,トリプシン大豆ブロス(TSB),2%低脂肪乳,全乳中のラクトビオン酸(LBA),ナイシンとチモールの二成分または三成分組合せの抗リステリア特性を決定することであった。結果は,ナイシン,チモールおよびLBAの最小発育阻止濃度(MIC)は~125IU/mL,0.25mg/mL,及び10mg/mLであったことを示した。三成分組合せは抗菌剤のMICを低減に最も効果的であり,ナイシン,チモール,およびLBA31.25IU/mL,0.0625mg/mL,1.25mg/mLのMICであった。0.6%の酵母エキスを含むTSBにおいて,リステリア菌は32°Cで24時間以内に31.25IU/mLのナイシン,0.0625mg/mLチモール,および1.25mg/mL LBAを個別または二元抗微生物処理で成長するが,それは三成分系組合せにより完全に阻害された。21°Cで2%低脂肪乳では,250IU/mL,2mg/mL,及び10mg/mLのそれぞれの濃度でナイシン,チモール,およびLBAの3物質の複合体が完全に細菌を阻害し72時間で検出限界以下に>2log(CFU/mL)細菌は120時間後のすべての組み合わせで検出された。全乳では,500IU/mLナイシン,2mg/mLチモール,および10mg/mL LBAの組み合わせは,21°Cで4時間で細菌を減少させた約2log(CFU/mL),細菌回収率は5日後に観察されなかった。本研究は,食品保存のためのナイシン,チモールおよびLBAの三成分組合せの可能性を示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の汚染  ,  分化,増殖,成長,生殖 

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