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J-GLOBAL ID：201702239508036059   整理番号：17A1696487

高線量率のX線照射下におけるフィールドエミッタアレイの動作

Operation of Field Emitter Arrays under High Dose Rate X-ray Irradiation

著者 (6件)： 森藤瑛之 (京大 大学院工学研究科) ,  辻博司 (京大 大学院工学研究科) ,  長尾昌善 (産業技術総合研 ナノエレクトロニクス研究部門) ,  秋吉優史 (大阪府大 放射線研究セ) ,  高木郁二 (京大 大学院工学研究科) ,  後藤康仁 (京大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 267(ED2017 36-48)  ページ： 43-46  発行年： 2017年10月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： シングルゲートフィールドエミッタアレイのX線照射下における電子放出特性を調べた。孤立した電極に帯電してしまうことを防ぐために全ての電極の電位を固定した上で電流電圧特性の測定を行った。その結果,1.2kGy・h^-1の線量率のX線を照射しながら60分後までアノードへの電子放出を確認することができた。また,照射下においてもゲート・エミッタ間の絶縁は保たれており,アノード電流は照射前よりも大きくなっていた。照射を終えた後の電流電圧特性においてもアノード電流は高い状態を維持していた。さらに測定を続けると,アノード電流の大きな増加が確認できた。一方で,ゲート電流に大きな変化は見られなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 線量率 ,  *X線照射 ,  *電界放出アレイ ,  電子放出 ,  *電流電圧特性 ,  アノード ,  電流
準シソーラス用語： アノード電流 ,  ゲート電流 ,  高線量率

分類 (1件)： 熱電子放出,電界放出  (BM09020S)

引用文献 (4件)：

• Y. Gotoh, M. Nagao, T. Masuzawa, Y. Neo, H. Mimura, T. Okamoto, M. Akiyoshi, and I. Takagi, Tech. Dig. Int'l Vacuum Nanoelectronics Conf.. Gangzhou, July 14-17, 2015, p.240.
• 後藤康仁,辻博司,長尾昌善,秋吉優史,高木郁二,“エックス線照射下におけるフィールドエミッタアレイの動作特性とその解析,”信学技報,ED2016-56,pp.5-8
• 森藤瑛之,辻博司,長尾昌善,秋吉優史,高木郁二,後藤康仁,“高線量率のX線照射下におけるフィールドエミッタアレイの電子放出特性,”2017年真空・表面科学合同講演会,p.29,August 2017.
• 後藤康仁,辻博司,長尾昌善,秋吉優史,高木郁二,“X線照射下におけるフィールドエミッタアレイの動作特性評価装置,”J.Vac.Soc.Jpn.Vol.60,No.8,2017

タイトルに関連する用語 (3件)： 高線量率 ,  X線照射 ,  フィールドエミッタアレイ