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J-GLOBAL ID：201702239675401571   整理番号：17A0605919

匿名加工・再識別コンテストにおける安全性指標の社会実装に向けた検討

著者 (3件)： 黒政敦史 (ニフティ) ,  小栗秀暢 (ニフティ) ,  松井くにお (ニフティ)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2017  号： EIP-75  ページ： Vol.2017-EIP-75,No.3,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2017年02月10日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 個人情報保護法の改正により,「匿名加工情報」という新たな情報の類型が定義された。一方,2015年よりコンピュータセキュリティシンポジウム(CSS)において匿名加工・再識別コンテスト(PWSCUP)を行い,匿名化データに関する安全性の定量指標による評価の取り組みがなされている。本稿では個人情報保護委員会と経済産業省が作成した匿名加工情報に関する文書を参照しながら,海外の公的文書で用いられている匿名化基準およびPWSCUPで使用された安全性指標「再識別率」と比較した上で,匿名加工情報の加工基準,安全性指標について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： 情報 ,  法規 ,  保護 ,  *安全評価 ,  *認識 ,  コンクール ,  行政機関 ,  リスク管理
準シソーラス用語： K-匿名性 ,  コンテスト ,  *安全性評価 ,  経済産業省 ,  個人情報 ,  個人情報保護法 ,  *識別 ,  統計情報 ,  匿名加工情報

分類 (2件)： 科学技術政策・制度・組織  (JA01020M) ,  データ保護  (JD01020V)

引用文献 (21件)：

• 個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部を改正する法律(平成27年法律第65号)
• 個人情報保護委員会, ′′個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(匿名加工情報編)′′, [http://www.ppc.go.jp/files/pdf/guidelines04.pdf], (2016).
• 経済産業省, ′′事業者が匿名加工情報の具体的な作成方法を検討するにあたっての参考資料(「匿名加工情報作成マニュアル」)Ver1.0′′, [http://www.meti.go.jp/press/2016//08/20160808002/20160808002-1.pdf], (2016).
• 菊池 浩明,山口 高康,濱田 浩気,山岡 裕司,小栗 秀暢,佐久間 淳, ′′匿名加工・再識別コンテスト Ice & Fire の設計′′,コンピュータセキュリティシンポジウム 2015 論文集, 2015(3), pp.363-370,2015-10-14
• 菊池 浩明, 小栗 秀暢, 野島 良, 濱田 浩気, 村上 隆夫, 山岡 裕司, 山口 高康, 渡辺 知恵美, ′′PWSCUP: 履歴データを安全に匿名加工せよ′′, コンピュータセキュリティシンポジウム 2016 論文集, 2016(2), pp.271-278, (2016).

タイトルに関連する用語 (6件)： 匿名 ,  識別 ,  コンテスト ,  安全性 ,  指標 ,  社会実装