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J-GLOBAL ID:201702240638314303   整理番号:17A0468294

浅い富栄養湖における堆積物中のリン(P)化合物と堆積物間隙水におけるP組成の変化:31P NMR解析

Changes in the composition of phosphorus (P) compound groups in sediment and P in sediment pore water in a shallow eutrophic lake: a 31P NMR study
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 141-151  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: L3959A  ISSN: 1439-8621  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: シンガポール (SGP)  言語: 英語 (EN)
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湖沼堆積物からのリン放出は富栄養化の要因である。霞ヶ浦では堆積物間隙水における可溶反応性リンと可溶非反応性リンの組成は季節により変化する。本研究では,霞ヶ浦堆積物におけるリン化合物の濃度を冬と夏で比較検討した。堆積物間隙水における可溶性非反応性リン濃度は冬でより高く,可溶性反応性リン濃度は夏に高かった。間隙水の可溶性反応性リン濃度が高くなる夏において,オルトリン酸濃度はリン化合物の中で最も高かった。オルトリン酸ジエステル濃度は間隙水可溶性非反応性リン濃度と負の相関にあり,夏より冬で低かった。夏にはオルトリン酸は吸着され,冬にはオルトリン酸ジエステルが分解されるという季節変化が,間隙水可溶性反応性リンと可溶性非反応性リン濃度の変化に関与することを指摘した。
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分類 (1件):
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湖沼学,河川学 
引用文献 (48件):

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