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J-GLOBAL ID：201702242178577346   整理番号：17A0649869

福島の環境回復に向けた取り組み 第2回 事故進展と放射性物質の放出・沈着分布の特徴

著者 (4件)： 斎藤公明 (日本原子力研究開発機構) ,  永井晴康 (日本原子力研究開発機構) ,  木名瀬栄 (日本原子力研究開発機構) ,  武宮博 (日本原子力研究開発機構)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 59  号： 6  ページ： 344-348  発行年： 2017年06月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1F事故の進展と放射性物質の放出・大気拡散・沈着過程の解明が,シミュレーションおよび環境測定データの解析により進められている。大規模環境調査により福島周辺における放射線環境の経時変化等の特徴が明らかになりつつあり,この知見に基づいて空間線量率の分布状況変化モデルが開発された。事故後に測定された種々の環境測定データは集約され,データベースを通して簡単な解析ツールとともに継続的に公開されている。(著者抄録)

シソーラス用語： 放射性物質 ,  大気拡散 ,  環境モニタリング ,  *大気拡散モデル ,  放射能放出 ,  *線量率 ,  放射線量 ,  *経時変化 ,  セシウム ,  データベース ,  情報公開 ,  乾性沈降 ,  湿性沈降
準シソーラス用語： 空間線量率 ,  大気放出 ,  放射性セシウム

分類 (2件)： 研究開発  (SA01040R) ,  ドキュメンテーション  (SA01030G)

引用文献 (8件)：

• G. Katata, M. Chino, T. Kobayashi, H. Terada, M. Ota, H. Nagai, M. Kajino, R. Draxler, M. C. Hort, A. Maio, T. Torii. Y. Sanada: Atmos. Chem. Phys., 15, 1029-1070 (2015).
• K. Saito, I. Tanihara, M. Fujiwara, T. Saito, S. Shimoura, T. Otsuka, Y. Onda, M. Hoshi, Y. Ikeuchi, F. Takahashi, N. Kinouchi, J. Saegusa, A. Seki, H. Takemiya, T. Shibata: J. Environ. Radioactiv., 139, 308-319 (2015).
• M. Chino, H. Terada, H. Nagai, G. Katata, S. Mikami, T. Torii, K. Saito, Y. Nishizawa: Scientific Reports, 6:31376, DOI: 10.1038/srep31376 (2016).
• K. Saito, Y. Onda: J. Environ. Radioactiv. 139, 240-249 (2015).
• S. Kinase, T. Takahashi, S. Sato, R. Sakamoto, K. Saito: Radiat. Prot. Dosim., 160(4), 318-321 (2014).

タイトルに関連する用語 (8件)： 福島 ,  環境回復 ,  事故 ,  進展 ,  放射性物質 ,  放出 ,  沈着 ,  分布