抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
飼料作物へのPH
3の残留性,家畜への残留性,各国の評価状況,AlP剤の有効成分であるリン化水素の物理的化学的性状等について文献調査を実施した。物理的化学的性状では,logPowが重要な意味を持つことから,各国の評価書,文献等で使用されているPH
3のlogPowを調査した結果,-0.68~1.05という値が得られたが,特に0~1の間の値を示すものについては,根拠について示されていないか,非公表または入手不能の論文によるものであった。また,畜産物経由によるPH
3の摂取がヒトの健康へ及ぼす影響を確認するため,飼料作物への残留性について,現行の残留基準値等を用い,考え得る最も高濃度で残留した作物を飼料として与えた場合の摂取量について試算を行った。試算結果は,陸生ほ乳類については0.972mg/kg,家禽については0.391mg/kgであった。(著者抄録)