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J-GLOBAL ID：201702256424927405   整理番号：17A1432173

臭化メチル,青酸及びリン化アルミニウムくん蒸剤の各種農産物における残留実態調査(第3報)

Research on the Actual Situation of Fumigant Residues in Various Agricultural Commodities after Fumigation by Methyl Bromide, Hydrogen Cyanide and Phosphine III.

著者 (6件)： 赤川敏幸 (横浜植物防疫所) ,  西崎博則 (横浜植物防疫所) ,  林浩司 (名古屋植物防疫所 清水支所) ,  内藤浩光 (横浜植物防疫所) ,  扇田哲男 (横浜植物防疫所 東京支所) ,  小畠恒夫 (農林水産消費安全技術セ)
資料名： 植物防疫所調査研究報告  (Research Bulletin of the Plant Protection Service Japan)
号： 52  ページ： 45-50  発行年： 2016年03月29日 
JST資料番号： S0120A  ISSN： 0387-0707  CODEN： SBCKA9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 植物検疫場面で使用されるくん蒸剤の残留実態を調査するため,各種農産物(穀類,青果物など13種)を臭化メチル(CH₃Br),青酸(HCN),リン化水素(PH₃)によりくん蒸し,残留分析を行った。臭化メチル及び青酸では,いずれの作物でも残留農薬基準値を超えるものはなかった。リン化水素では,くん蒸1日後にリン化水素が検出されたが,くん蒸7日後には0.010~定量限界未満(<0.005ppm)にまで減衰し,くん蒸後の時間経過とともに速やかに残留量が減少する傾向が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ホスフィン ,  残留物 ,  *燻蒸 ,  *シアン化水素 ,  状態 ,  農作物 ,  穀類 ,  生鮮食品 ,  残留分析 ,  処理 ,  期間 ,  気体 ,  *残留性 ,  比率 ,  飼料作物 ,  *植物防疫 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： ガス残存率 ,  リン化アルミニウム剤 ,  リン化水素 ,  残留実態 ,  処理後日数 ,  青果物 ,  青酸 ,  植物検疫

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G) ,  農薬一般  (FB06010J)

物質索引 (1件)： 臭化メチル

引用文献 (5件)：

• 農林水産省 (1971) 輸入穀類等検疫要綱 (昭和46年45農政第2628号)
• 農林水産省 (1999) 農薬の毒性及び残留性に関する試験の適正実施について (平成11年11農産第6283号)
• 横山武彦・西﨑博則・林浩司・三角隆・内藤浩光・浅野和也・小畠恒夫 (2013) 臭化メチル、青酸及びリン化アルミニウムくん蒸の各種農産物における残留実態調査 (第2報). 植防研報 49補冊: 1-14
• 横山武彦・山田邦彦・小川昇・三角隆・内藤浩光・橋本浩明・小畠恒夫 (2012) 臭化メチル、青酸及びリン化アルミニウムくん蒸の各種農産物における残留実態調査. 植防研報 48補冊: 1-15.
• 結田康一・渋谷政夫 (2010) ハロゲン元素(臭素、よう素)及び塩素の土壌植物系における天然賦存量の研究. 原子力平和利用研究成果報告書第20巻: 125-127.

タイトルに関連する用語 (7件)： 臭化メチル ,  青酸 ,  リン化アルミニウム ,  くん蒸剤 ,  農産物 ,  残留 ,  実態調査