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J-GLOBAL ID：201702244141928935   整理番号：17A0488425

大学におけるPBL教育及びチームワーク力の強化を目指す教育事例 正課内外におけるプロジェクト型学習の効果と問題点

著者 (3件)： 山川聡子 (東洋大 理工) ,  山田和明 (東洋大 理工) ,  横田祥 (東洋大 理工)
資料名： 設計工学  (日本設計工学会誌)
巻： 51  号： 9  ページ： 599-606  発行年： 2016年09月05日 
JST資料番号： S0898A  ISSN： 0919-2948  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東洋大学機械工学科は入学直後の1年生向けの初年次教育科目の中でPBL形式の課題を与えてグループワークを行っている。本稿では,1年生対象に正課内で実施しているPBL形式の課題を紹介した。また,この課題に関するアンケート調査の結果を示し,課題に対する学生の感想と専門科目に対する意識との関係を考察した。更に正課外で実施しているプロジェクトについて紹介した。課題は,動力と動きの関係をイメージしやすいゴム動力車とし,材料は,厚紙とアクリル棒だけに限り,競技会を行うこととした。そして学ぶ動機付けのために実施した正規外のプロジェクトでは,「ゴム動力車製作」の内容を発展させた「人が乗れるゴム動力車」を製作した。参加した学生については積極的に製作に挑み,正課では得られない失敗を含めた経験を積み,専門科目への興味や学習の動機も向上したと説明した。

シソーラス用語： *大学 ,  *強化 ,  機械工学 ,  アンケート ,  学生 ,  動力車 ,  ゴム ,  板紙 ,  動機づけ
準シソーラス用語： *PBL【学習】 ,  *グループワーク ,  *チームワーク ,  *プロジェクトベース学習 ,  競技

分類 (1件)： 技術教育  (QA01050A)

引用文献 (7件)：

• 戸田健吾ら:実践して理解する大学新入生向けオリジナルロボット製作実習,日本ロボット学会誌,31,2(2013),147-153.
• 荒木孝治ら:教材開発及び研修での利用,品質管理学会関西支部品質管理教育教材研究会報告書(2016).
• 飯野明:製作ゼミナール′′風力ビークル′′,工学教育研究講演会講演論文集59(2011),42-43.
• Dawson College PAREA Funded Research Project 2005-07, ′′Promoting Conceptual Change in Physics Using SCIENTIFIC MODELS′′ (2007).
• 衣笠哲也ら:ものづくり教育のための段ボール3D受動歩行機,日本ロボット学会誌,31,2(2013),154-160.

タイトルに関連する用語 (8件)： 大学 ,  PBL ,  教育 ,  チームワーク ,  強化 ,  プロジェクト ,  学習 ,  問題点