文献
J-GLOBAL ID:201702244300962882   整理番号:17A1192098

ゾル-ゲル法により調製したPt/WO3ガスクロミック膜の水素検出能の最適化

Optimization of Hydrogen Sensing Performance of Pt/WO3 Gasochromic Film Fabricated by Sol-Gel Method
著者 (4件):
資料名:
巻: 29  号: 9 (1)  ページ: 1259-1268  発行年: 2017年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最適水素ガスセンサで利用されるゾル-ゲル誘導Pt/WO3膜の検出性能を評価し,最適化した。Pt/WO3膜は,Na2WO3水溶液の酸性化を利用するゾル-ゲル法によって,石英ガラス基板上に堆積させた。水素含有気体を暴露した結果の,膜の光透過率の変化を,近赤外領域で測定した。センサの性能は,アニール条件,前駆体濃度,触媒負荷量などの調製パラメータにより大きく影響を受けた。500°Cでアニールした場合には,高感度と高速応答性が得られた。安定性能を得るためには,最低0.5hのアニール時間が必要であり,長時間のアニール時間は感度には影響がなかった。しかしセンサの性能と膜の光透過率は,0.4以上の比の場合には,低下した。PtとWの原子比は,検出特性にかなりの影響を与えた。Pt負荷量が増加すると,感度と応答速度の両者が向上した。比が約0.35の場合に,最大感度が観測された。ゾル-ゲル過程で利用されるNa2WO4溶液の濃度も重要なパラメータであった。濃度が増加すると,検出膜の厚さが増加するため,感度が向上した。応答速度の濃度依存性は,回復速度の濃度依存性よりも大きかった。膜をH2/N2ガスに暴露すると,良好な応答性が観測された。水素の検出限界は約0.001vol%で,水蒸気の影響は非常に少なかった。しかし膜を水素含有空気に暴露すると,酸素が反応を阻害するため,検出性能が低下した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分析機器  ,  無機化合物の物理分析 

前のページに戻る