抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
最近,神経学的あるいは精神医学的障害のメカニズムや治療法を研究するために疾患モデルマウスを用いた行動試験が行われている。学習行動の出現には,高次脳機能だけでなく,運動能力や情動的性質を含む動物の様々な局面に強く依存する。したがって,高次脳機能を評価するためには,複数のタイプの行動テストの結果を統合する必要がある。その要求は,疾患モデルマウスを用いた研究のコストを増加させる。この問題を解決するため,1台の機器で複数のタイプの行動試験を可能にするバーチャルリアリティ(VR)行動テストシステムを開発している。本稿では,ユーティリティとユーザビリティを高めるために行ったシステムの改良について報告する。(著者抄録)