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J-GLOBAL ID：201702245206921791   整理番号：17A1511875

スケールアップの化学工学(7)-折出プロセス-

著者 (1件)： 山口由岐夫
資料名： 化学工学  (Chemical Engineering of Japan)
巻： 81  号： 11  ページ： 639-642  発行年： 2017年11月05日 
JST資料番号： F0099A  ISSN： 0375-9253  CODEN： KKGKA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 晶析プロセスは結晶を得るための代表的な析出プロセスである。析出は反応,濃縮,冷却など様々な製造プロセスで起きている。しかし,析出現象は,そのほとんどが物質の相分離であり,核発生の観察が難しい,数理的に特異点であることなどから,未だに工学の難しい課題の1つである。以下について述べた。1)析出のダイナミクス,2)析出サイズと形状,3)前駆体,4)クラスターと核,5)2段核発生説,6)核成長,7)オストワルドライプニング,8)晶析(スケールアップ,晶析振動,非晶化)。

シソーラス用語： Ostwald成長 ,  析出 ,  *結晶化 ,  スケールアップ ,  核形成 ,  結晶形態 ,  冷却 ,  *結晶成長 ,  クラスタ分子 ,  フラーレン ,  晶析装置 ,  エピタクシー ,  結晶 ,  結晶粒度 ,  晶析速度
準シソーラス用語： 分子クラスタ

分類 (1件)： 晶析  (XD02070T)

引用文献 (21件)：

• 山口由岐夫:ものづくりの化学工学,丸善出版,p.87(2015)
• Kloek, W. et al. : JAOCS, 77 (6) , 643-652 (2000)
• 葛城俊哉:日本結晶成長学会誌,26(4),184-191(1999)
• Yamaguchi, K. et al. : J. Phys. Chem. C, 116, 19978-19983 (2012)
• Ding, F. et al. : J. Chem. Phys., 121 (6), 2775-2779 (2004)

タイトルに関連する用語 (4件)： スケールアップ ,  化学工学 ,  折出 ,  プロセス