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J-GLOBAL ID：201702246453611621   整理番号：17A1542130

コンクリート表面での振動測定による鋼球とコンクリートとの接触時間の測定方法の検討

著者 (5件)： 岩野聡史 (リック 技研) ,  内田慎哉 (立命館大 理工) ,  久保元樹 (日東建設) ,  山下健太郎 (東洋計測リサーチ) ,  渡部正 (日本大 生産工)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 17  ページ： 509-514  発行年： 2017年10月12日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,コンクリート表面に設置した加速度計で,コンクリート表面を鋼球で打撃したときの鋼球とコンクリートとの接触時間を測定する方法を,2次元弾性体波動方程式に基づく数値解析および供試体を対象とした実験を通して検討することが目的である。その結果,加速度計の測定振動にレイリー波が主に測定された場合に,接触時間の測定が可能となることを明らかにした。レイリー波が主に測定される条件は,入力受信点間距離,部材厚さ,接触時間によって決定されるが,これらの条件を明らかにした。また,供試体をこの条件で測定した結果,加速度計での測定振動は,周期が接触時間を示す変動荷重センサでの測定振動と概ね一致することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  非破壊測定 ,  剛体球 ,  *非破壊検査 ,  弾性波 ,  *接触時間 ,  加速度計 ,  Rayleigh波 ,  数値解析 ,  変動荷重 ,  振動測定 ,  周波数解析
準シソーラス用語： 鋼球 ,  衝撃弾性波

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  コンクリート工事  (RA07040G)

引用文献 (5件)：

• NDIS 2426-2:2014:コンクリートの非破壊試験-弾性波法-第2部:衝撃弾性波法,日本非破壊検査協会,p.4,2014.9
• 岩野聡史,森濱和正:コンクリート構造物表層の品質評価装置の開発,セメント・コンクリートNo.797,pp.36-41,2013.7
• 渡辺健,岩野聡史,境友昭,大島義信:コンクリート表層品質に関する試験方法と規格,非破壊検査 Vol.64,No.9,pp.451-456,2015.9
• 林宏一:表面波を用いた地下浅層部の探査,非破壊検査 Vol.53,No.5,pp.254-259,2004.5
• 内田慎哉,久保元樹,岩野聡史,山下健太郎:衝撃弾性波法によるコンクリートの内部欠陥の検出に関する理論的検討,コンクリート工学年次論文集,Vol.38,No.1,pp.2121-2126,2016.7

タイトルに関連する用語 (6件)： コンクリート表面 ,  振動測定 ,  鋼球 ,  コンクリート ,  接触時間 ,  測定方法