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J-GLOBAL ID：201702246641241255   整理番号：17A1410001

カルボニル化合物の効率的な還元アミノ化へのルテニウムナノ粒子の電子効果

Electronic Effect of Ruthenium Nanoparticles on Efficient Reductive Amination of Carbonyl Compounds

著者 (6件)： KOMANOYA Tasuku (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KINEMURA Takashi (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KITA Yusuke (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KAMATA Keigo (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HARA Michikazu (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  HARA Michikazu (Japan Sci. and Technol. Agency (JST), Kawaguchi, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 139  号： 33  ページ： 11493-11499  発行年： 2017年08月23日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Ruで表面改質したNb₂O₅のを触媒とするフルフラールのNH₃/H₂による還元的アミノ化(生成物:フルフリルアミン(A),テトラヒドロフルフリルアミン(B),N-フルフリリデンフルフリルアミン(C))について調べた。反応の初期にはCが生成するが,最終的にはAが主要な生成物(収率:~99%)になること,反応の律速段階はアミノ化(活性化エネルギー:31kJ/mol)であること,触媒は活性の低下なしに最低3回の再使用が可能であること,基質にSiO₂やTiO₂を用いても主要な生成物はAであるが,Al₂O₃を用いるとBが主生成物なること,芳香族および脂肪族アルデヒド(8種)およびケトン(1種)を対象にした反応では,アミンが57~99%の収率で生成した。この方法をベースに,5-(ヒドロキシメチル)フルフラールから2,5-ビス(アミノエチル)フランを高収率(93%)で合成した。

シソーラス用語： *ルテニウム ,  *ナノ粒子 ,  *アミノ化 ,  *カルボニル化合物 ,  ルテニウム触媒 ,  電子効果 ,  酸化ニオブ ,  二酸化ケイ素 ,  酸化チタン ,  アルミナ ,  律速 ,  活性化エネルギー ,  表面改質 ,  アミン ,  アルデヒド ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： *還元アミノ化 ,  *貴金属ナノ粒子

分類 (2件)： フラン  (CF07072V) ,  その他の有機化学反応  (CF02100O)

物質索引 (4件)： テトラヒドロフルフリルアミン ,  フルフラール ,  フルフリルアミン ,  2-[(2-フラニルメチル)イミノメチル]フラン

タイトルに関連する用語 (5件)： カルボニル化合物 ,  還元アミノ化 ,  ルテニウム ,  ナノ粒子 ,  電子効果