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J-GLOBAL ID:201702246792335557   整理番号:17A1623321

頭蓋内自己刺激と固定化はPC12m3細胞における神経突起伸長とp38MAPK経路に異なる影響を有する【Powered by NICT】

Intracranial self-stimulation and immobilization had different effects on neurite extension and the p38 MAPK pathway in PC12m3 cells
著者 (10件):
資料名:
巻: 190  ページ: 78-83  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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哺乳類では,報酬および嫌悪状態は行動発現の動機付け要因である。しかし,このような状態は,個々のニューロンレベルでの神経機能に影響を及ぼすかどうかは不明である。本研究では,報酬および嫌悪状態の神経効果は神経成長因子への低感度を持つPC12変異細胞(PC12m3細胞)を用いて研究した。頭蓋内自己刺激(ICSS)と固定化(IMM)法はラットにおける,それぞれ,報酬および嫌悪状態を生成した。さらに,回転棒上の車輪と強制走行に及ぼす自発ランニングを含む実験はニューロンに対する行動興奮の影響を評価するために用いた。,神経突起伸長に及ぼす動物から採取した血漿試料の影響を微視的に検討し,p38マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ(MAPK)活性は,ウエスタンブロットを用いて評価した。ICSSとIMMラットからの血漿試料は,様々な程度に神経突起伸長を促進した。しかし,それらの影響は行動興奮に影響されなかった。ICSSラットからプラズマもアップレギュレーションp38MAPK活性を誘導したが,IMMラットからのものは制御プラズマにMAPK活性の同程度またはわずかに低いレベルを生産した。これらの知見は,報酬および嫌悪状態は,形態学的変化,神経突起伸長などを引き起こす可能性があることを示した。p38MAPK活性に及ぼすこれらの状態の影響に関しては,前の状態が直接p38MAPK活性を増加させる可能性があるが,後者の状態は影響を及ぼすまたはp38MAPK活性のわずかな減少を起こさない可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  細胞生理一般 
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