文献

J-GLOBAL ID：201702248163749996   整理番号：17A0818593

海洋生物毒スピロリドCの立体構造解析を目指したスピロイミンユニットの効率的構築法の開発

著者 (4件)： 南野宏 (大阪大 大学院) ,  土川博史 (大阪大 大学院) ,  林翔 (大阪大 大学院) ,  村田道雄 (大阪大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.2C6-19  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アセチルコリン受容体を阻害するスピロリドCは,4位の相対立体配置及び全絶対立体配置が未だ決定されておらず,合成化学的アプローチによる立体構造の決定が望まれている。本研究では,4位を含むスピロイミンユニットの効率的合成法の確立を目指し,選択的Diels-Alder反応を鍵反応としたE環の構築,続くF環の導入を検討した。その結果,望みの不斉中心を有する異性体を高収率で得ることに成功した。現在取り組んでいるF環部の構築についても併せて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： アセチルコリン受容体 ,  *微生物毒 ,  作用機序 ,  *構造解析 ,  *スピロ化合物 ,  Diels-Alder反応 ,  立体化学 ,  立体異性体 ,  環状付加 ,  ラクタム ,  大環状化合物 ,  *不斉合成 ,  化学合成 ,  立体選択性
準シソーラス用語： ジアステレオ選択性 ,  阻害活性 ,  大環状ラクタム ,  天然物合成 ,  天然有機化合物 ,  不斉中心 ,  分子作用機序 ,  *立体構造解析

分類 (2件)： 7員環以上の単環脂環式化合物  (CF04060H) ,  反応の立体化学  (CF02130V)

物質索引 (2件)： スピロリドC ,  (1S,6R)-1β-(1-プロピニル)-2,10α,11β-トリメチル-3-(tert-ブチルジメチルシロキシ)-8-(ベンジルオキシカルボニル)-8-アザスピロ[5.6]ドデカ-2-エン-7-オン

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋生物 ,  毒 ,  スピロリドC ,  立体構造解析 ,  構築 ,  開発