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J-GLOBAL ID:201702248391212286   整理番号:17A0436260

LC-MS/MSと微生物学的測定で得た食品葉酸分析結果の差の原因

Origins of the difference between food folate analysis results obtained by LC-MS/MS and microbiological assays
著者 (2件):
資料名:
巻: 409  号:ページ: 1815-1825  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: E0425B  ISSN: 1618-2642  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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食品中の葉酸(すなわちプテロイルグルタミン酸)の分析値が,化学的な定量分析(LC-MS/MS)と微生物学的な測定でしばしば不一致である原因の追及を,20種超の葉酸類似構造化合物を用いて行った。用いた化合物は例えばプテロイルジグルタミン酸などのホモローグ,葉酸のメチル化体,ホルミル化体,テトラヒドロ体などである。結果,明らかになったところは次の通り。(1)HPLC分析に際してプテロイルポリグルタミン酸の脱共役が不十分だと葉酸定量値が過小になる。(2)各ビタミン類の安定性や応答性に違いがあるため,微生物アッセイの結果は不正確なものになりかねない。(3)HPLC法の各単独ビタミン類の校正において,複数の整合しない報告が存在する吸光係数を無条件に扱うと定量値が不正確になり得る。最新の報告値に従うべきである。
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分類 (2件):
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有機化合物の各種分析  ,  ビタミン一般 
引用文献 (30件):

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