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J-GLOBAL ID:201702248426772426   整理番号:17A0428825

SIPの成果 トマト多収メカニズムの解明とその実用化技術開発に向けて-カルシウムの吸収特性と根の活性

著者 (1件):
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巻: 30  号:ページ: 34-35  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: L8128A  ISSN: 0919-5297  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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トマトの多収性とカルシウム(Ca)栄養との関連が日本品種とオランダ品種の果実成分の比較から認められた。オランダ品種にはCaが多く含まれており,Caが日本品種より多く移行していることを示す。この差は根の活性によると考えられ,根の活性を示す出液速度と出液中のCa濃度はオランダ品種が高い。CO2濃度や温湿度を高度に制御する施設(多収ハウス)で栽培した桃太郎ヨークの収量は対照より31.3%増加,正常果率は変わらず,糖度が上昇した。トマトの無機元素含有率を比較すると,多収ハウスのトマトのCa含有率は対照の2倍であった。Caはトマトの収量と品質に大きく関与しており,栽培中にCaが植物体に充分移行する環境制御を行うことで収量が増加する可能性がある。また,Caは果実の成熟や尻腐れ果・裂果の発生にも関与している。Caの移動は蒸散に依存しており,植物体内の水の移動を適正に制御することで収量と品質の最大化が可能と考えられる。
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分類 (2件):
分類
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野菜  ,  植物栄養 
引用文献 (5件):

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