文献

J-GLOBAL ID：201702248644356035   整理番号：17A0820913

スマネンヘキサカルボン酸誘導体の合成と性質

著者 (6件)： 戸田嗣章 (大阪大 大学院) ,  石割文崇 (東工大 化生研) ,  庄子良晃 (東工大 化生研) ,  燒山佑美 (大阪大 大学院) ,  福島孝典 (東工大 化生研) ,  櫻井英博 (大阪大 大学院)
資料名： 日本化学会春季年会講演予稿集(CD-ROM)
巻： 97th  ページ： ROMBUNNO.3F7-56  発行年： 2017年03月03日 
JST資料番号： S0493B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： π共役系を有するカルボン酸誘導体は,その強い電子求引性に由来するn型半導体特性を示すだけでなく,液晶構造や超分子構造形成に見られる化合物群である。我々はこれまで,お椀型π共役分子スマネンの周縁芳香環の全ての位置にブロモ基を導入したヘキサブロモスマネンの合成を報告している。今回,ヘキサブロモスマネンを出発原料に,パラジウム触媒を用いたカルボニル化反応によって,6つのカルボニル基を導入した6置換スマネン誘導体の合成及びX線結晶構造解析に成功したので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： 共役 ,  *芳香族縮合化合物 ,  *フラーレン ,  カルボニル化 ,  パラジウム触媒 ,  X線構造解析
準シソーラス用語： π共役 ,  カルボニル化反応 ,  スマネン類

分類 (1件)： 四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C)

物質索引 (1件)： 1,12:4,5:8,9-トリメタノトリフェニレン-2,3,6,7,10,11-ヘキサカルボン酸ヘキサフェニル

タイトルに関連する用語 (4件)： スマネン ,  カルボン酸 ,  誘導体 ,  性質