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J-GLOBAL ID:201702248674387777   整理番号:17A0565352

液体/固体界面での自己集合のための堅い三角形コアと柔軟なアルコキシル鎖から成る適応型構成要素

Adaptive Building Blocks Consisting of Rigid Triangular Core and Flexible Alkoxy Chains for Self-Assembly at Liquid/Solid Interfaces
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  号: 11  ページ: 1277-1306(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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固体表面の2次元(2D)空間内の超分子自己集合はナノサイエンスやナノテクノロジーの様々な用途の展望ため現在強い関心の対象である。液体/黒鉛界面で,走査トンネル顕微鏡分子によって,6個の柔軟なアルコキシル鎖によって置換されたジヒドロベンゼン[12]アヌレン(DBA)と呼ばれる12員フェニレン-エチニレン大環状の堅い三角形コアの分子が,指向性の分子間結合として指間アルキル鎖の間のvan der Waals相互作用を通して六角形の多孔質2D分子ネットワークを自己集合形成することがわかった。アルキル鎖長や溶剤,溶質濃度,温度を含む多孔質2D分子ネットワークの生成に影響する要因を組織的研究で解明した。DBA分子が化学修飾に多能であるので,(1)鎖長の変更による気孔径の制御や(2)偶数や奇数鎖によるパリティ効果の研究,(3)立体中心の導入による表面の超分子キラリティーの発生,(4)官能基の導入によるゲスト分子の選択的共吸着のための気孔内部の化学修飾に関して表面超分子化学に高度に適応的であるとわかった。さらに,異なるアルコキシル鎖構造のDBAsの混合や誘導適合機構によるゲスト分子の添加によって,表面の超格子構造の生成が偶然に観察された。これらの結果は,2Dスペースでの超分子化学の振興に重要な寄与をなした。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  有機化合物の薄膜 
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