文献
J-GLOBAL ID:201702249410266289   整理番号:17A0235399

豚に対するデオキシニバレノールのアセチル化誘導体のリスク評価

Assessment of risk for acetylated derivatives of deoxynivalenol in pigs
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 181-189  発行年: 2017年02月08日 
JST資料番号: S0593B  ISSN: 1347-6602  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,ブタ飼料中のデオキシニバレノール(DON)及びアセチル化DONの汚染実態,並びにそれらの経口投与時の体内動態から,ブタに対するアセチル化DONのリスクを評価することを目的とした。分析は高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析計(LC-MS/MS)及びELISA法を用いた。配合及びリキッド飼料からDON及び15-アセチル化DON(15ADON)が検出され,3-アセチル化DON(3ADON)は配合飼料からのみ検出された。4-5週齢ブタへのDONまたはアセチル化DONの混餌投与による体内動態から,いずれの投与区も投与5分後からDONのみが血中から検出され,アセチル化DONは血液循環中に入る前にDONに変換されていることを確認した。CmaxはDON>15ADON>3ADON投与群の順に高かったが,mol換算したCmax/投与量では,DON投与区に対して15ADON及び3ADON投与区がそれぞれ115.3%及び53.8%であった。また,TmaxはDON投与区よりもADON投与区のほうが早かった。一方,mol換算したAUC/投与量はDON投与区に対して,15ADON及び3ADON投与区がそれぞれ88.0%及び53.2%であった。これらのことから,生産現場で使用される配合及びリキッド飼料はいずれもDON及びアセチル化DONに汚染されており,ブタのin vivo実験において15ADONはDONと同等の吸収性を示すことが示唆されたことから,特に15ADONは飼料管理において,豚に対しての新たに認識されるべきリスクの一つであることが強く示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豚  ,  飼料一般 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (23件):
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る