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J-GLOBAL ID:201702250367796939   整理番号:17A0491453

ASME Gr.122鋼溶接継手のクリープ損傷中の非線形超音波特性の変化

Creep-induced nonlinear ultrasonic change in ASME Gr. 122 steel welded joint
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1-9  発行年: 2017年03月31日 
JST資料番号: S0930A  ISSN: 0919-2549  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ASME Grade122鋼は,蒸気温度が600°Cの超々臨界圧火力発電用ボイラの主要構造材として使われている。この材料の溶接継手のクリープ寿命の低下は,高温長時間使用中に溶接熱影響部に生じるType-IV損傷に起因する。本研究では,電磁超音波共鳴法(EMAR)を用いてASME Gr.122鋼の溶接継手部のクリープ損傷中の2つの非線形音響特性:非線形超音波スペクトロスコピー(NRUS)法による共鳴周波数の移動と非線形3波相互作用法により発生した第3の波の振幅から評価し,その2つの非線形音響特性の相関関係とクリープ損傷中の微細組織の変化との関係を明らかした。EMAR法は,非接触で超音波を送受信できる電磁超音波探触子(EMAT)を共鳴測定に適用した計測法である。使用したEMATは,板厚方向に偏向しながら横波を送受信する体積波横波EMATを用いた。大型平板溶接継手試験片を製作し,600°C,100MPaの条件で,所定の時間までクリープ試験を行い,中断材を作製した。2つの非線形音響量は,クリープ開始から寿命の約50%まで減少し,その後微増し,寿命の80%過ぎから破断まで急増した。これは細粒HAZ部のクリープボイドの発生・成長に関係する転位の回復,再結晶,再構築による組織変化に起因する。それはSEMやTEM観察による結果から裏付けられた。EMAR法を用いた非線形超音波法は,細粒HAZでのType-IV損傷の捕らえることができる可能性を持っている。(著者抄録)
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分類 (3件):
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金属材料  ,  非破壊試験  ,  ボイラ 
タイトルに関連する用語 (5件):
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