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J-GLOBAL ID:201702251868516318   整理番号:17A0506970

飯舘村除染後水田における生産性回復のための有機資源投入実証試験経過と飯舘村の現状

著者 (5件):
資料名:
号: 135  ページ: 33-39  発行年: 2017年03月20日 
JST資料番号: F0616A  ISSN: 0387-6012  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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表土削り取り等の除染作業による農地の肥沃度低下が懸念される。そこで,除染後農地への稲わら,および堆肥施用による水稲生育への影響と放射性Csの移行を調べている。削り取りを実施した2013年に対照区で収量が低かったが,堆肥や稲わらの投入で収量は高くなった。2014年は堆肥区で平年を大幅に上回る高収量であった。一般の方の田植え体験を開始した年であり,個々の移植数が異なったことが一要因と考えられた。また,2013,2014年ともに収穫米の放射性Cs濃度は国の流通基準値を大幅に下回った。適切なカリウムと有機物投与により,本サイトでの水稲栽培は可能と考えられる。飯舘村では帰還困難区域を除き,2017年3月末に避難指示が解除される。将来的な風評被害の払しょくのため,継続的なデータ収集が必要である。(著者抄録)
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分類 (5件):
分類
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稲作  ,  植物に対する影響  ,  土壌の肥沃性  ,  施肥法・肥効  ,  環境の汚染及び防止 
引用文献 (14件):
  • Cremers, A., Elsen, A., Depreter, P. and Maes, A. (1988): Quantitative-analysis of radiocesium retention in soils. Nature, 335: 247-249.\n
  • Delvaux, B., Kruyts, N. and Cremers, A. (2000): Rhizospheric mobilization of radiocesium in soils, Environ. Sci. Technol., 34: 1489-1493.
  • 復興庁 · 福島県 · 飯舘村 (2016): 飯舘村住民意向調査報告書. http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-4/ikoucyousa/27ikouchousakekka iitate.pdf (2016.9.20 参照)\n
  • 葉上恒寿, 及川あや, 高橋政夫, 多田勝郎 (2007): 玄米タンパク質含有率を考慮した「ひとめぼれ」の栄養診断指標. 東北農業研究, 60: 13-14.
  • 久力幸, 齋藤弘文, 鈴木陽子 (1994): 福島県浜通り北部における「ひとめぼれ」の栽培法 第 2 報 生育診断指標について. 東北農業研究, 47: 17-18.
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