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J-GLOBAL ID:201702252030625258   整理番号:17A0154825

燃料電池鉄道車両の開発と燃料電池の劣化

著者 (5件):
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巻: 25  号:ページ: 46-49  発行年: 2017年02月01日 
JST資料番号: Z0898C  ISSN: 0919-6471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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国内の鉄道では,大都市近郊を中心に約6割が電化されているが,残りの4割は非電化であり,排ガスや騒音・振動,架線を使った回生制動ができないなどの問題が残されている。そこで,これらの問題を解決する方法として,将来的には非電化区間を走行できる代替エネルギーを利用した車両が望まれている。そこで,代替エネルギーとしての水素,水素を燃料とする発電装置である燃料電池に着目し,非電化区間において燃料電池で発電した電力をモータに供給し,また,バッテリーなどを搭載して回生制動が行えるようにし,燃料消費量の削減と効率向上,また排ガスや騒音・振動の低減を図ることを目的に燃料電池鉄道車両の開発を行っている。燃料電池鉄道車両の仕組みについて概説した。開発した100W級燃料電池を電源とする燃料電池・バッテリーハイブリッド試験電電車について,10年に渡り所内走行試験を行ってきた結果として,燃料電池の発生電圧を測定したところ,評価開始時から比較して5%程度の低下が見られるものの電力変換装置(燃料電池用チョッパ)の設計時に考慮しておけば運転継続には問題ない事象である。また,燃料電池のエネルギー変換効率は約50%を維持して変わっておらず,運転継続不可能となるような性能低下・故障は発生していないことを確認した。今後は,これまでに得られた知見を元に,機器を小型化する開発を実施し,燃料電池鉄道車両の実用化を推進していく。
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分類 (1件):
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鉄道車両設計 
引用文献 (3件):
タイトルに関連する用語 (3件):
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