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J-GLOBAL ID：201702253866152570   整理番号：17A0363617

拡散法により作製した多層カードランゲルの小角X線と光散乱解析【Powered by NICT】

Small-angle X-ray and light scattering analysis of multi-layered Curdlan gels prepared by a diffusion method

著者 (5件)： Maki Yasuyuki (Division of Molecular Science, Graduate School of Science and Technology, Gunma University, Kiryu 376-8515, Japan) ,  Furusawa Kazuya (Faculty of Advanced Life Science, Hokkaido University, Sapporo 060-0810, Japan) ,  Dobashi Toshiaki (Division of Molecular Science, Graduate School of Science and Technology, Gunma University, Kiryu 376-8515, Japan) ,  Sugimoto Yasunobu (Division of Biophysical Engineering, Graduate School of Engineering Science, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-8531, Japan) ,  Wakabayashi Katsuzo (Division of Biophysical Engineering, Graduate School of Engineering Science, Osaka University, Toyonaka, Osaka 560-8531, Japan)
資料名： Carbohydrate Polymers  (Carbohydrate Polymers)
巻： 155  ページ： 136-145  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0961A  ISSN： 0144-8617  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 微生物多糖類,カードランは異なる濁度を持つ四層の多層ゲルを形成するそのアルカリ溶液はCa~2+(拡散セットゲル)を含む水溶液に対して透析した。本研究では,小角X線散乱(SAXS)及び小角光散乱(SALS)による拡散セットカードランゲルの各層の微細構造を明らかにした。SAXSデータはカードラン鎖はゲルにおけるヘリカル秩序化立体配座を取ること,そしてゲルはカードラン鎖の会合と原線維の凝集体により形成されたフィブリルからなることを示した。SAXSの結果もゲル化がゲルの外側領域におけるCa~2+架橋フィブリルのネットワークの形成が,ゲルの内部領域における中和プロセス中でフィブリルの凝集のネットワーク形成により誘導されることを示した。ゲルの構造異方性は,二次元SAXS像の解析,フィブリルが円筒ゲルの外側領域が,ゲルの内部領域にランダムに配向しているにおける環上に配向したであることを示すことにより検討した。SALSデータは混濁層における不均一構造の特性長さはマイクロメータのオーダーであることを示した。微視的構造の観測された空間変動はゲル化過程における追跡pHと[Ca~2+]の経路の違いによって引き起こされる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： マイクロメータ ,  水溶液 ,  *X線 ,  ゲル化 ,  混濁度 ,  二次元 ,  *光散乱 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  *ゲル ,  円筒 ,  立体配座 ,  中性化 ,  アルカリ溶液 ,  *カードラン ,  微生物多糖類

著者キーワード (4件)： カードラン ,  ゲル ,  小角X線散乱 ,  小角光散乱

分類 (1件)： 多糖類  (CF10054P)

タイトルに関連する用語 (8件)： 拡散 ,  作製 ,  多層 ,  カードラン ,  ゲル ,  X線 ,  光散乱 ,  解析