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J-GLOBAL ID:201702254218399600   整理番号:17A0125458

プランクトン性細胞と細菌性バイオフィルムに対するポリスチレンラテックス・ナノ粒子の細胞毒性作用の比較

Comparison of the cytotoxic effect of polystyrene latex nanoparticles on planktonic cells and bacterial biofilms
著者 (4件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: Article:157,1-9  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W1361A  ISSN: 1388-0764  CODEN: JNARFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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共焦点レーザー走査顕微鏡法,原子間力顕微鏡,コロニー計数法を用いて,正に帯電したポリスチレンラテックス・ナノ粒子(PSL NP)の細胞毒性作用を,プランクトン性細胞と細菌性バイオフィルムの間で比較した。バイオフィルム研究において通常使われる蛍光菌をモデル細菌として用いた。プランクトン性細胞の負に帯電した細菌表面は,正に帯電したPSL NPによってほぼ完全に覆われることを見いだした。その結果,単一層被覆率を実現するのに必要な値よりも大きなNP濃度により示されるような細胞死を引き起こした。さらに,表面被覆率と蛍光菌細胞の細胞生存率との関係は,他の細菌細胞(大腸菌と乳酸連鎖球菌)における発見と良い相関を示した。しかしながら,プランクトン性細菌細胞にとって非常に毒性の高い正に帯電したPSL NPが存在にもかかわらず,バイオフィルム内に発生する大部分の細菌細胞は生き残る。このことは,バイオフィルム内に埋め込まれた細菌細胞は,自己生成細胞外高分子物質(EPS)により保護され,抗細菌薬に対する抵抗を与えることを示している。結論として,EPSで覆われて完全に発達したバイオフィルムは,抗細菌薬だけでなくNP毒性に対する抵抗も示す。Copyright 2016 Springer Science+Business Media Dordrecht Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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外生物質の生物影響一般 

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