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J-GLOBAL ID：201702255641428099   整理番号：17A1376163

低温貯蔵における家禽食餌性脂肪の酸化安定性に対するα-トコフェロールとクエン酸の影響

Effects of α-tocopherol and citric acid on the oxidative stability of alimentary poultry fats during storage at low temperatures

著者 (2件)： POP Flavia (Technical Univ. Cluj-Napoca, Baia Mare, ROM) ,  MIHALESCU Lucia (Technical Univ. Cluj-Napoca, Baia Mare, ROM)
資料名： International Journal of Food Properties  (International Journal of Food Properties)
巻： 20  号： 5-8  ページ： 1085-1096  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： W1141A  ISSN： 1094-2912  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食用の動物性脂肪はその貯蔵温度条件などで酸化変性により品質低下を示す。一方,その防止のために利用される人工保存料(抗酸化物質)のBHA,BHT,TBHQなどは安全性の懸念があり,天然の酸化防止剤が求められている。本報では,3種の家禽脂肪(ガチョウ,アヒル,ニワトリ)の貯蔵(4°C,-20°C)における天然の酸化防止剤としてのα-トコフェロール,クエン酸の使用によるシェルフライフ延長効果を調べた。その結果,4°C貯蔵において,α-トコフェロール(0.1%)によってガチョウとアヒル脂肪は360日,ニワトリ脂肪は300日間受容性があり,-20°C貯蔵では,ガチョウ,アヒルは480日,ニワトリ420日であった。クエン酸(0.1%)によっても家禽種と貯蔵温度に応じてシェルフライフの延長が図れた。

シソーラス用語： ガチョウ ,  アヒル ,  ニワトリ ,  *家禽 ,  *脂肪 ,  食品成分 ,  *酸化防止剤 ,  酸化 ,  *フェノール類 ,  *ヒドロキシ酸 ,  シェルフライフ ,  温度 ,  品質管理 ,  保存料 ,  ビタミンE ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ポリカルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  多価フェノール
準シソーラス用語： *食餌脂肪 ,  脂質酸化 ,  貯蔵温度 ,  品質保持

分類 (2件)： 食品添加剤  (FJ10020H) ,  肉製品  (FJ12033F)

物質索引 (5件)： α-トコフェロール ,  クエン酸 ,  BHA ,  BHT ,  TBHQ

タイトルに関連する用語 (7件)： 低温貯蔵 ,  家禽 ,  食餌 ,  脂肪 ,  酸化安定性 ,  α-トコフェロール ,  クエン酸