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J-GLOBAL ID:201702255906355531   整理番号:17A0792750

好塩性古細菌H alogranum rubrumからの塩に安定なプロテアーゼの精製と特性化【Powered by NICT】

Purification and characterisation of a salt-stable protease from the halophilic archaeon Halogranum rubrum
著者 (6件):
資料名:
巻: 97  号:ページ: 1412-1419  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0351A  ISSN: 0022-5142  CODEN: JSFAAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:プロテアーゼは魚醤油の発酵に重要な役割を果たすため,好塩性古細菌Halogranum rubrumからの細胞外プロテアーゼの精製と特性化を検討した。【結果】プロテアーゼの分子量はドデシル硫酸ナトリウム-ポリアクリルアミドゲルelectropheresis(SDS PAGE)および天然型PAGE分析に基づいて約47kDaと推定された。触媒活性の最適条件は,pH=8.0で50°Cであった。プロテアーゼはアルカリ安定性(pH 7.0 10.0)を示した。プロテアーゼも広い範囲の塩分(NaCl0 3モルL 1~( 1))の新規な触媒能力を示した。カルシウムイオンは,酵素の蛋白質分解活性を増強した。カゼインに対する精製プロテアーゼのK_mとV_max値は4.89mg mL~( 1)と1111.11U mL~( 1)と計算された。プロテアーゼは,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びフェニルメタンスルホニルフルオリド(PMSF)により阻害された。一方,プロテアーゼはTritonX-100,イソプロパノール,エタノールまたはジチオ ビス ニトロ安息香酸(DTNB)の存在下で安定であったが,ドデシル硫酸ナトリウム(SDS),ジメチルスルホキシド(DMSO)またはメタノールにより阻害された。MALDI-TOF/TOF MS分析はプロテアーゼはH alogranumの産生するプロテアーゼを持ついくつかの機能的特性を共有することを明らかにした。silver carp(ハクレン)ミオシン蛋白質に高い加水分解活性を示した。【結論】プロテアーゼは高効率でsilver carp(ハクレン)ミオシンを加水分解するアルカリ性及び耐塩性酵素である。これらの優れた特性は,このプロテアーゼ低塩魚醤油発酵における工業的利用のための魅力的な候補にしている。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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食品蛋白質  ,  動物性水産食品  ,  酵素の応用関連 

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