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J-GLOBAL ID:201702256166335445   整理番号:17A0718774

きのこ類を用いた発酵食品の製造~アルコール耐性アミラーゼ生産株の探索と味醂の製造~

著者 (2件):
資料名:
巻: 112  号:ページ: 378-385  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: F0481A  ISSN: 0914-7314  CODEN: NJKYES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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食用・薬用きのこ株合計91株から26株の高澱粉分解株を選抜し,さらに総アミラーゼ活性及びα-アミラーゼ活性の高い13株をアミラーゼ高生産株として選抜した。きのこ類を発酵食品の製造に用いるため,これらの総アミラーゼ活性に対するアルコール,食塩及び酸の影響について検討の結果,アミスギタケNBRC4959,エノキタケSKB004,ヌメリツバタケSKB021,マンネンタケNBRC31863を原料として味醂を試醸し,4種類の「きのこ味醂」を得た。「きのこ味醂」の一般成分分析の結果,全糖量が最も多かったのはヌメリツバタケSKB021麹を用いた味醂(180g/L)で,マンネンタケNBRC31863麹(177g/L)が次いだ。還元糖及びグルコース濃度が最も高かったのはマンネンタケNBRC31863麹の味醂で,それぞれ173g/L及び129g/Lであった。マルトースについてはいずれのきのこ味醂で含有量は低かった。比較のため分析した市販本味醂の全糖濃度は426g/L,還元糖濃度は279g/Lで,試醸味醂は全体的に低かった。
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分類 (2件):
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野菜とその加工品  ,  調味料,香辛料 
物質索引 (1件):
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引用文献 (20件):
  • 岩野君夫,岡田光司,三上重明,椎木敏:醸協,84,259-263(1989)
  • 今原広次:京都府立大學學術報告 農學,12,134-138(1960)
  • 川合正允:きのこの加水分解酵素,「きのこの利用」,築地書館,東京 pp106-126(1988)
  • 寺下隆夫,楠田瑞穂,松川祥子,永井勝,吉川賢太郎,坂井拓夫:日本応用きのこ学会誌,8,115-120(2000)
  • Okamura, T, Ogata, T, Toyoda, M, Tanaka, M, Minamimoto, N, Takeno, T, Noda, H, Fukuda, S and Ohsugi, M: Mushroom Sci Biotechnol, 8, 109-114 (2000)
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