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J-GLOBAL ID：201702256790255038   整理番号：17A0568714

路面テクスチャと湿潤・凍結路面における走行安全性との関係に関する研究

著者 (5件)： 田中俊輔 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所) ,  安倍隆二 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所) ,  武市靖 (北海学園大学 工学部) ,  古田智大 (北海学園大学大学院 工学研究科) ,  木村孝司 (国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所)
資料名： 土木学会論文集 E1(舗装工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. E1 (Pavement Engineering) (Web))
巻： 72  号： 3  ページ： I_1-I_7(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0106B  ISSN： 2185-6559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 粗面系舗装は,粗い路面テクスチャによる走行安全性の機能を期待して,施工実績が増加している.特に近年,北海道開発局が管理する路線において施工が増加している北海道型SMAは,粗い路面テクスチャによる走行安全性の機能を有しており,施工における出来形として路面テクスチャに規格値を設定している.そのため,路面テクスチャと走行安全性の機能の関係について詳細な検討が必要である.そこで,本研究は,路面テクスチャと走行安全性の関係を検証した.その結果,1)路面テクスチャと水膜や氷膜が発生する水分供給量には関係があること,2)路面テクスチャと水膜や氷膜が発生する水分供給量の関係を用いて,実道における走行安全性評価を行うことができる可能性があることを示すことができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *路面特性 ,  表面構造 ,  湿潤 ,  凍結 ,  走行 ,  *安全性 ,  舗装 ,  舗装道路 ,  アスファルトマスチック ,  粗面 ,  液膜 ,  氷 ,  水分 ,  安全評価
準シソーラス用語： SMA【鋪装】 ,  水膜 ,  *走行安全性 ,  表面テクスチャー ,  路面テクスチャ

著者キーワード (3件)： road surface texture ,  traveling safety ,  high-performance SMA

分類 (1件)： 舗装一般  (RC04010K)

引用文献 (20件)：

• 1) U.S. Department of Transportation Federal Highway Administration : Quiet Pavement Systems in Europe, 2005.
• 2) Louisiana Transportation Research Center (LTRC) : Evaluation of Open Graded Friction Course (OGFC) Mixtures, 2013.
• 3) 千葉学,田高淳,安倍隆二:開粒度舗装の雪氷路面におけるすべり抵抗に関する一検討,寒地技術論文・報告集,Vol. 22,pp. 209-213,2006.
• 4) 竹本恒行:高速道路における排水性舗装の現況と課題,土木学会論文集,No. 484,V-22,pp. 1-9,1994.
• 5) 積雪寒冷地における舗装技術検討委員会:北海道型SMAの施工の手引き(案),2014.

タイトルに関連する用語 (6件)： 路面 ,  テクスチャ ,  湿潤 ,  凍結路面 ,  走行安全性 ,  研究