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J-GLOBAL ID：201702256818531891   整理番号：17A0948958

地球規模での窒素循環管理に向けた窒素フットプリント研究の最新動向-国際ワークショップ参加報告-

著者 (6件)： 種田あずさ (横浜国大 大学院環境情報学府) ,  柴田英昭 (北大 北方生物圏フィールド科セ) ,  江口定夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境変動研究セ) ,  廣野祐平 (農研機構) ,  仁科一哉 (環境研 地域環境研究セ) ,  内田義崇 (北大 大学院農学研究院)
資料名： 日本生態学会誌  (Japanese Journal of Ecology)
巻： 67  号： 2  ページ： 189-196  発行年： 2017年07月30日 
JST資料番号： G0845B  ISSN： 0021-5007  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 生態系,生物多様性にとって大きな脅威となっている窒素循環問題について議論される第7回国際窒素イニシアティブ(INI)が2016年12月,メルボルンで開催された。本報では同時開催の窒素フットプリントワークショップを中心に同会議の参加報告が行われた。窒素肥料,マメ科作物の栽培,化石燃料の燃焼等による窒素は反応性窒素とされ,自然窒素(気体窒素)の2倍にまで増加している。また地域による分布差も問題化している。上記ワークショップではINI活動の具体化のための窒素フットプリント(NFP)を指標とし,NFPプロジェクトの経緯,NFPに関する様々な手法,NFPの国レベルでの最新動向の共有などについて議論が行われた。国別では豪,日,米,台,ポルトガル,デンマークから報告があった。日本でも政策上も個人消費活動としてもNFPの概念の理解,リン,温室効果ガス研究等との研究の統合化,連携を強化し,さらなる展開を目指す必要性が述べられた。

シソーラス用語： *地球環境 ,  変動 ,  *全球規模 ,  窒素 ,  気体 ,  酸化窒素 ,  *窒素循環 ,  範囲 ,  *フットプリント法 ,  生態系 ,  生物多様性 ,  窒素肥料 ,  マメ科 ,  化石燃料 ,  地域 ,  地理的分布 ,  環境政策 ,  温室効果ガス ,  循環 ,  概念
準シソーラス用語： 地球環境変動 ,  地球規模 ,  窒素ガス ,  窒素酸化物 ,  フットプリント ,  豆科植物 ,  反応性窒素種 ,  地域分布 ,  リン循環

分類 (1件)： 地球化学一般  (DD01010E)

タイトルに関連する用語 (9件)： 地球規模 ,  窒素循環 ,  窒素 ,  フットプリント ,  研究 ,  最新動向 ,  ワークショップ ,  参加 ,  報告