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J-GLOBAL ID：201702257032953752   整理番号：17A0979866

セットバック型放水路の砂州フラッシュ機能の予測モデル

著者 (7件)： 宇多高明 (一般財団法人土木研究センターなぎさ総合研究室 兼日本大学理工学部海洋建築工学科) ,  石川仁憲 (一般財団法人土木研究センター河川・海岸研究部) ,  芹沢真澄 (海岸研究室(有)) ,  宮原志帆 (海岸研究室(有)) ,  石野巧 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  鈴木悟 (静岡県沼津土木事務所工事第1課) ,  岡本光永 (静岡県沼津土木事務所工事第1課)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 72  号： 2  ページ： I_541-I_546(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： セットバック型放水路では,吐口をバームの陸側として波による砂礫の堆積を低減させつつ安全に排水を行う.このタイプの放水路周辺の地形変化予測に関して,等深線変化モデルを基礎とし,沖向き流れがある場合には平衡勾配が低減されると考えてモデルを構築した.流路からの沖向き流れの作用を計算に取り込み,実験で得られた地形変化の再現を試みた結果,流量に応じて割り増し係数λ,沖向き流れの作用する領域,およびフラッシュの影響限界水深h_fを適切に設定すれば,実験により得られた地形変化をほぼ再現可能なことが分かった.(著者抄録)

シソーラス用語： *放水路 ,  土壌 ,  砂州 ,  *フラッシング ,  *海岸 ,  静岡県 ,  土砂流送 ,  漂砂 ,  変化 ,  予測モデル ,  堆積土 ,  地形発達 ,  モデル
準シソーラス用語： 吐口 ,  富士海岸 ,  地形変化

著者キーワード (3件)： Setback-type floodway ,  contour-line change model ,  movable-bed experiment

分類 (1件)： 海岸工学  (RC13000X)

引用文献 (6件)：

• 1) 石野巧,岡本光永,鈴木悟,宇多高明,石川仁憲,田中博通,居波智也,櫻田哲生:セットバック型放水路の機能性に関する移動床平面実験,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 71,No. 2,pp. I_709-I_714,2015.
• 2) 岩瀬光平,小林昭男,宇多高明,芹沢真澄,野志保仁:動的平衡地形としての河口沖テラスの形成に関する実測と計算,水工学論文集,第55巻,pp. 1549-1554,2011.
• 3) 芹沢真澄,宇多高明,三波俊郎,古池鋼,熊田貴之:海浜縦断形の安定化機構を組み込んだ等深線変化モデル,海岸工学論文集,第49巻,pp. 496-500,2002.
• 4) 宇多高明,河野茂樹:海浜変形予測のための等深線変化モデルの開発,土木学会論文集,539号,pp. 121-139,1996.
• 5) 宇多高明,芹沢真澄,古池鋼,三波俊郎,石川仁憲:波と河口流の作用下での大規模テラスの形成予測モデル,海岸工学論文集,第54巻,pp. 406-410,2007.

タイトルに関連する用語 (5件)： バック ,  放水路 ,  砂州 ,  フラッシュ ,  予測モデル