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J-GLOBAL ID:201702257094559572   整理番号:17A0943968

家庭科教育における食品衛生に関する実験授業の開発と実践

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資料名:
号: 35  ページ: 75-84  発行年: 2017年07月01日 
JST資料番号: X0251A  ISSN: 1347-3999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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高等学校家庭科教育において,高等学校学習指導要領では授業全体の10分の5以上を実験・実習に配当することが規定されており,これまでに各分野で多くの実験授業が構築されてきた。しかし,食中毒菌を可視化する実験授業はほとんど実施されておらず報告例も少ない。本研究では,フードスタンプを用いた食中毒菌培養実験を構築し,高等学校で実践を行うことで教育効果や有用性を検討した。その結果,食中毒菌培養実験には,気温が20°C以上ある1学期後半から2学期前半の実施が適切であることが分かった。また,モヤシから大腸菌・大腸菌群,鶏ミンチからサルモネラ,アサリから腸炎ビブリオが一定量採取できることを確認した。さらに,食中毒予防法における加熱の重要性を示す実験において,加熱時間よりも加熱温度を変化させる方が,コロニー数の減少を観察しやすいことが明らかになった。以上の実験結果を活用した実験を実践したところ,食中毒菌や食中毒予防の三原則の認知度ならびに食中毒予防法の実践意欲が向上した。(著者抄録)
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