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J-GLOBAL ID：201702257323469172   整理番号：17A0112476

土壌病害,センチュウ害対策技術の最近の動向 畑の健康診断によるアブラナ科野菜根こぶ病の防除対策

著者 (3件)： 鈴木啓史 (三重県農業研) ,  川上拓 (三重県農業研) ,  黒田克利 (三重県農業研)
資料名： 土づくりとエコ農業
巻： 49  号： 1  ページ： 23-27  発行年： 2017年01月20日 
JST資料番号： Z0699A  ISSN： 2186-568X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土壌中の病原菌密度を正確に把握することができれば,殺菌剤による防除対策の有無が判断できる。ここで課題となるのが,アブラナ科野菜根こぶ病菌(Plasmodiophora brassicae)は,絶対寄生菌であるため,通常用いられる寒天平板上で人工的に増殖させて,その数を計数することができないので,直接検鏡法によらざるを得ないことである。さらに,発病に至る病原菌密度と検出可能病原菌密度との関係,すなわち,直接検鏡法の検出限界密度以下でも発病が見られる事例があり,検出密度の向上も課題である。

シソーラス用語： *野菜 ,  *根瘤病 ,  *災害対策 ,  *防除 ,  植物病害 ,  栽培 ,  土壌管理 ,  栽培的防除
準シソーラス用語： *アブラナ科野菜 ,  *防除対策 ,  土壌病害 ,  作物栽培 ,  土壌管理法 ,  耕種的防除

分類 (2件)： 土壌管理  (FB04070J) ,  野菜  (FC03043X)

引用文献 (5件)：

• 村上弘治(2014)発病抑止土壌、土壌アルミニウムイオン等と土壌病害の発生.土づくりとエコ農業 46:47-54.
• 鈴木啓史(2015)キャベツ根こぶ病の発病ポテンシャルの評価とそれに応じた殺菌剤による防除.植物防疫 69:634-639.
• Tsushima, S. and Yoshida, S. (2012). A new health-checkup based soil-borne disease management (HeSoDiM) and its use-Introduction of MAFF project (2011-2013)-TUA-FFTC international seminar on emerging infectious diseases of food crops in Asia. (Abstr.)
• 對馬誠也(2015)新しい土壌病害管理法(ヘソディム)-健康診断に基づく土壌病害管理-.土づくりとエコ農業 47:74-79.
• 吉本均・前田和也(2001).セルトレイ底面給液によるハクサイ根こぶ病菌の菌密度及び病原性の簡易生物検定法.和歌山農林水技セ研報 2:143-148.

タイトルに関連する用語 (9件)： 土壌病害 ,  センチュウ ,  対策 ,  動向 ,  畑 ,  健康診断 ,  アブラナ科野菜 ,  根こぶ病 ,  防除対策