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J-GLOBAL ID:201702258041612405   整理番号:17A1758891

GRS1747-312からのI型X線バーストの冷却フェーズ期間中に「すざく」で検出された幅の広いスペクトルフィーチャー

A broad spectral feature detected during the cooling phase of a type I X-ray burst from GRS 1747-312 with Suzaku
著者 (11件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 61.1-61.15  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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球状星団Terzan6に位置する低質量X線連星であるGRS1747-312からのI型X線バーストを,「すざく」で観測したアーカイブデータを使って解析した。Terzan6をカバーする「すざく」による銀河系バルジのマッピング観測の間,長期間継続する穏やかに光球膨張するX線バーストがひとつ偶然検出されたが,それはほぼ確実にGRS1747-312に起源をもつものであろうと考えられた。時間分割されたバーストスペクトルは大部分の時間(星の表面で)吸収を受けた黒体放射でよく再現されたが,冷却フェーズの遅い段階で(黒体放射からの)有意なずれが検出された。このずれは~7keV以上でのエネルギースペクトルにおける,バーストの冷却フェーズで次第に発達したロールオフ・フィーチャーに起因するものであった。このスペクトルフィーチャーを再現するために様々なモデルをテストし,三種のモデル(冷たい物質による反射,部分吸収,中性子星の急速な自転によるDoppler効果で鈍った吸収端)が統計的に受け入れられるフィットを与えることを見出した。このバーストスペクトルの非プランキアンな性格を含めて,これらのモデルの実現可能性を議論した。(翻訳著者抄録)
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恒星 
引用文献 (60件):
  • Arnaud, K. A. 1996, in ASP Conf. Ser., 101, Astronomical Data Analysis Software and Systems V, ed. G. H. Jacoby & J. Barnes (San Francisco: ASP), 17
  • Asai, K., & Dotani, T. 2006, PASJ, 58, 587
  • Barbuy, B., Ortolani, S., & Bica, E. 1997, A&AS, 122, 483
  • Barrière, N. M., et al. 2015, ApJ, 799, 123
  • Bauböck, M., Psaltis, D., & Özel, F. 2013, ApJ, 766, 87
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