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J-GLOBAL ID：201702258208310531   整理番号：17A1696295

COBAND実験に用いるHf-STJの開発研究

Development of Superconducting Tunnel Junction Detector using Hafnium for COBAND experiment

著者 (8件)： 武政健一 (筑波大 数理物質系) ,  KIM Shinhong (筑波大 数理物質系) ,  武内勇司 (筑波大 数理物質系) ,  飯田崇史 (筑波大 数理物質系) ,  浅野千紗 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  若狭玲那 (筑波大 大学院数理物質科学研究科) ,  笠島誠嘉 (筑波大 理工学群) ,  菅野洋信 (筑波大 理工学群)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 223(SCE2017 21-30)  ページ： 1-4  発行年： 2017年09月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 宇宙背景ニュートリノ崩壊探索実験(COBAND実験)に用いる遠赤外一光子分光が可能な検出器として,ハフニウムを用いた超電導トンネル接合素子光検出器(Hf-STJ)の開発を行っている。従来のHf-STJは光検出器として動作はするものの漏れ電流が大きく実用には至っていない。成膜条件の調整し,ハフニウム表面粗さを軽減することで絶縁膜の欠陥を減らし,漏れ電流の抑制を図った。自乗平均面粗さRMS=2.5nm,0.93nmの2つの薄膜を用いてHf-STJを作成した。それらの特性を評価した結果を報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *超伝導素子 ,  トンネル接合 ,  超伝導接合 ,  *光検出器 ,  遠赤外線 ,  ハフニウム ,  漏れ電流 ,  宇宙背景放射 ,  *ニュートリノ ,  質量
準シソーラス用語： ニュートリノ質量 ,  *超伝導トンネル接合素子 ,  *超伝導光検出器

分類 (3件)： Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  測光と光検出器一般  (BD07031F) ,  ミュー粒子とニュートリノ  (DB02080E)

引用文献 (4件)：

• S.H. Kim, K. Takemasa, Y. Takeuchi and S. Matuura, J. Phys. Soc. Jpn., 81 (2012) 024101S
• S. H. Kim et al., JPS Conf. Proc. 1, 013127 (2014)
• P. Lerch and A. Zehnder, Topics Appl. Phys. 99 (2005) 217-267
• S.H. Kim et al., Physics Procedia 37 (2012) 667-674 (Proceedings of TIPP2011)

タイトルに関連する用語 (4件)： 実験 ,  HF ,  開発 ,  研究