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J-GLOBAL ID:201702258548878198   整理番号:17A0959381

末端変性スチレンブタジエンゴム配合物の大規模粗視化分子動力学シミュレーション

Large Scale Coarse-Grained Molecular Dynamics Simulation of End-Modified Styrene Butadiene Rubber Compounds
著者 (1件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 389-394  発行年: 2017年08月15日 
JST資料番号: G0157A  ISSN: 0029-022X  CODEN: NGOKAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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充填剤の分散性を向上させるために末端に充填剤との相互作用が可能な官能基を導入した末端変性SBR配合物について物性発現機構の解析を目的として大規模粗視化分子動力学(MD)シミュレーションを行った。最初に,充填剤としてシリカを配合した末端変性SBRおよび未変性SBR試料について,大型放射光施設Spring-8によって実施した超小角X線散乱(USAXS)およびSAXSデータから逆モンテカルロ法を用いて充填剤凝集物の種々の三次元構造をモデル化した。モデル化したゴム-充填剤複合系についてスーパーコンピュータ〔京〕を用いて大規模粗視化分子動力学シミュレーションを行った。シミュレーションによって取得した配合物応力歪曲線における末端変性配合物と未変性配合物との間の違いは実測による応力歪(SS)曲線における両者間の違いを定性的に再現した。SS曲線の高歪領域では実測およびシミュレーションのいずれにおいても末端変性SBRのほうが高い応力値を示した。実測のSS曲線では低歪領域の応力は未変性SBRのほうが大きかったが,シミュレーションでは顕著な差は認められなかった。高歪領域における試料間の違いは反応性高分子鎖末端と充填剤の結合による伸び切り鎖効果の違いにより,低歪領域における違いは充填剤の凝集構造の違いに基づくものと推論した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ゴム  ,  充填剤,補強材  ,  計算機シミュレーション 
引用文献 (26件):
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