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J-GLOBAL ID：201702258939021989   整理番号：17A0873493

超分子ドーピング カーボンナノチューブの安定なn型ドーピング法の開発

Supramolecular doping for the stabilization of n-type carbon nanotubes

著者 (3件)： 野々口斐之 (奈良先端科学技術大学院大) ,  野々口斐之 (JST-さきがけ) ,  河合壯 (奈良先端科学技術大学院大)
資料名： 応用物理  (JSAP International)
巻： 86  号： 7  ページ： 586-589  発行年： 2017年07月10日 
JST資料番号： F0252A  ISSN： 0369-8009  CODEN： OYBSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ヘテロ元素への置換がナノカーボン材料のバンド構造を本質的に変調させる一方で,化学(分子)ドーピングは比較的穏やかなキャリヤ濃度変調を実現できる。一方でsp²結合性材料に共通するn型状態の安定化や高機能化は基礎学術の探求のみならず,熱電変換をはじめとするさまざまなエネルギーデバイス応用へ向けての課題であった。本稿では,超分子相互作用を摂動に用いたカーボンナノチューブ(CNT)の安定なn型ドーピング技術の概念と結果を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *ドーピング ,  分子間相互作用 ,  *超分子 ,  キャリア密度 ,  熱電素子 ,  バンド構造 ,  熱電材料
準シソーラス用語： *n型ドーピング ,  超分子相互作用 ,  熱電変換材料

分類 (1件)： 半導体の格子欠陥  (BK12040Q)

引用文献 (25件)：

• P.G. Collins, K. Bradley, M. Ishigami, and A. Zettl: Science 287, 1801 (2000).
• K. Kaneto, S. Ura, K. Yoshino, and Y. Inuishi: Jpn. J. Appl. Phys. 23, L189 (1984).
• F. Jonas and L. Schrader: Synth. Met. 41, 831 (1991).
• M. Hiramoto, H. Fujiwara, and M. Yokoyama: Appl. Phys. Lett. 58, 1062 (1991).
• S. Morita, A.A. Zakhidov, T. Kawai, H. Araki, and K. Yoshino: Jpn. J. Appl. Phys. 31, L890 (1992).

タイトルに関連する用語 (5件)： 超分子 ,  ドーピング ,  カーボンナノチューブ ,  n型ドーピング ,  開発