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J-GLOBAL ID：201702259760326265   整理番号：17A0495487

混合溶剤による熱可塑性CFRPのリサイクル

著者 (4件)： 坂本大輔 (埼玉県産業技術総合セ) ,  熊谷知哉 (埼玉県産業技術総合セ) ,  小熊広之 (埼玉県産業技術総合セ) ,  関根正裕 (埼玉県産業技術総合セ)
資料名： 埼玉県産業技術総合センター研究報告(Web)  (Reports of Saitama Industrial Technology Center (Web))
巻： 14  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U0500A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 炭素繊維強化熱可塑性プラスチック(CFRTP)から炭素繊維(CF)と樹脂を分離回収することを目的として,混合溶剤によるCFRTPの溶解-分離方法ならびに処理速度について検討した。CFRTPのマトリックス樹脂として,ポリカーボネート(Polycarbonate(PC))を使用した。Hansen溶解度パラメータ(HSP)を利用して最適溶剤の選択及び溶剤の最適混合比を探索し,1,3-Dioxolane+Isophorone系2種混合溶剤を選定した。単独溶剤および混合溶剤を用いて超音波処理によりCFRTP中のPCを溶解させ,CFを分離回収することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *繊維強化熱可塑性プラスチック ,  ハイブリッド複合材料 ,  *炭素繊維 ,  リサイクル ,  *資源再生 ,  *溶媒 ,  *有用物質回収 ,  ポリカーボネート ,  超音波照射 ,  溶解 ,  酸素複素環化合物 ,  エノン ,  脂環式ケトン
準シソーラス用語： *炭素繊維強化熱可塑性プラスチック ,  プラスチックリサイクル ,  *混合溶媒 ,  分離回収

分類 (2件)： 高分子廃棄物処理  (YH01020W) ,  資源回収利用  (SC05060V)

物質索引 (2件)： 1,3-ジオキソラン ,  イソホロン

引用文献 (8件)：

• 影山裕史, 廃棄物資源循環学会誌 24(5),351,(2013)
• (株)三菱総合研究所,平成21年度経済産業省委託調査 炭素繊維・複合材料のリサイクル技術等に関する調査成果報告書
• NEDO 平成20年度~24年度成果報告書,サステナブルハイパーコンポジット技術の開発
• 坂本大輔、関根正裕: 高度FRP リサイクルシステムの開発, 埼玉県産業技術総合センター研究報告, 13, (2015)
• 山本秀樹: Hansen 溶解度パラメータ(HSP 値)を用いた溶解性評価,接着の技術,34,3(2014)

タイトルに関連する用語 (4件)： 混合溶剤 ,  熱可塑性 ,  CFRP ,  リサイクル