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J-GLOBAL ID：201702259850217720   整理番号：17A0397400

代謝工学作成Lactobacillus plantarumを用いた玄米からの光学的高純度D-乳酸の生産

Production of optically pure d-lactic acid from brown rice using metabolically engineered Lactobacillus plantarum

著者 (6件)： OKANO Kenji (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HAMA Shinji (Bio-energy Corp., Amagasaki, JPN) ,  KIHARA Maki (Bio-energy Corp., Amagasaki, JPN) ,  NODA Hideo (Bio-energy Corp., Amagasaki, JPN) ,  TANAKA Tsutomu (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KONDO Akihiko (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 5  ページ： 1869-1875  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 先に,乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子(ldhL1)をα-アミラーゼ分泌発現カセットと置換した代謝工学作成Lactobacillus plantarum NCIMB8826株が構築されている。この論文において,いかなる栄養素の補添なしに玄米からの光学的高純度D-乳酸の生産を成功裏に示した。D-乳酸の同時糖化発酵(SSF)の初期に酸性順応期を導入することにより,顕著に改善されたグルコース消費及び乳酸生産性を達成した。酸性順応法と共にL.plantarum ldhL1::amyAの使用により,玄米から高いエナンチオマ純度D-乳酸を効率的に生産し,D-乳酸生産コストを顕著に低減した。今後,酸性順応による代謝活性増強の基盤をなすメカニズムの解析が必要であるだろう。

シソーラス用語： *Lactobacillus plantarum ,  生物学 ,  玄米 ,  *脂肪族カルボン酸 ,  *エナンチオマ ,  細胞培養 ,  細胞増殖 ,  活性 ,  乳酸デヒドロゲナーゼ ,  α-アミラーゼ ,  代謝産物 ,  環境順応 ,  *同時糖化発酵 ,  乳酸発酵 ,  *遺伝学実験技術 ,  脂肪族アルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 代謝活性 ,  代謝工学

分類 (3件)： 代謝と栄養  (EG03054K) ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF03200E) ,  遺伝学研究法  (EC01020N)

物質索引 (1件)： D-乳酸

タイトルに関連する用語 (6件)： 代謝工学 ,  Lactobacillus ,  玄米 ,  光学 ,  高純度 ,  D-乳酸